結婚5年目、僕たちの夫婦生活はだんだん退屈になっていた。ある夜、ベッドの中で、僕は妻のベスに、何か性的に妄想していることがないか、試してみたいことがないかと訊いてみた。正直に言うよう少し説得は必要だったのだが、最後に彼女も告白してくれて、黒人男のことについて、いろんなストーリーで語られていることが本当なのかどうか、思うことがよくあると答えたのだった。ベスが一番強調していたところは、どんな状況でも決して黒人男と寝てみたいとは思わないが、ただ、裸になったところを見てみたいということ、できれば、ちょっとだけいじってみたいということだった。
確かに、ベスがその小さな白肌の手が大きな黒棒を包むところを見るのは、興奮を誘うことのように思える。いや、「のように思える」 などではなく、実際、それを思い浮かべただけでも興奮することだった。妻の方も明らかに興奮していた。ベスは僕のペニスを握って、ゆっくりと上下に擦っていてくれていたが、じっと目を閉じたままでそうしていたので、多分、妻は握っている男根が黒い肉棒だと想像して、擦っていたのだと僕は思う。確かに、その時点での僕たちの夫婦生活には、そういうことが必要だったのだ。つまり、新しいアングルというか、新しい興奮材料が必要だったのである。その夜、僕たちは狂ったようにセックスをして燃えた。
この妄想を使って2日ほど楽しんだ後、僕はベスに、例の夢をまだ実現してみたいと思っているのか、それとも、ただの妄想に留めておくだけで満足しているのか訊いてみた。ベスは、かなり眠たそうな声で答えた。
「ええ、まだ実現してみたいって思ってるわよ。本物を見て、触ってみたいの」
僕は、職場の同僚の男たちが、混浴サウナのことについて話しているのを聞いたことがある。夫婦がそこに行って、別のカップルと妻を交換したり、男を引っ掛けて、3Pをしたりする場所らしい。そこには、時々、黒人男が一人か二人来ているらしい。その話しをしたら、ベスは再び激しく興奮し、僕の服を引き裂くようにして脱がし、僕のペニスにむしゃぶりついたのだった。
激しいセックスになり、それが終わったあとだった。ベスは落ち着きを取り戻して、語り始めた。
「そのサウナに行ってみたいわ。でも、誰か知り合いに会ったらと思うと心配なの」
「そのサウナは隣の市にあるらしいよ。ここから60キロも離れている。だから大丈夫さ」
「でも、私、どんな場合でも 『妻交換』 をする人たちには、絶対にかかわりたくないわ。それに誰ともセックスはしたくない。ただ黒人の持ち物を見てみたいだけ。それに、もし可能なら、手にとってみたいとも思ってるの。でも、そこまで。それ以上は、絶対にいや」
確かに、この話しは、僕にも良さそうに思えた。僕も、誰か黒人男が僕の愛しい妻のあそこに黒棒を突き入れて、妻の体をゆるゆるに広げてしまい、取り戻すことができなくなってしまうような事態にはなって欲しくない。
二人でサウナに行ったが、入る前、車の中に延々座っていた。このときベスは、いつもの毎日の生活のときと同じく、引っ込み思案で、おどおどとした内気な主婦に変わってしまい、あまりに神経質になって、サウナに入っていく勇気がなくなってしまったのだった。
だが、これは言っておかなければならないのだが、ベスは最近、興奮すると、とても同一人物とは思えないほど変貌していたのである。まさにジキルとハイドそっくりだった。
妻は、長時間躊躇っていたものの、ようやく勇気を奮い起こして、中に入ることになった。中の人たちは、これ以上、望めないほど親切な人たちだった。僕たちを連れて中を案内し、いろいろなことについて解説してくれたり、場所を説明してくれた。正直、僕も妻も、すべてがとてもよくできているので驚いていたと言える。少なくとも、僕たちが想像していたような、淫らで薄汚い場所ではなかった。
僕たちは服を脱ぎ、タオルを体に巻いて、バーに戻った。しばらく、そのバーに座って、ドリンクを飲みながら、他のお客さんたちのことを見ていた。そして、ようやく心を決めて、サウナに行ってみることにした。サウナまでは、ちょっと長い通路を歩いていくのだが、たまたま、その通路沿いにドアが少しだけ開いているところがあった。中を見ると、薄暗い照明の中、2組のカップルが体を絡ませあっているのが見えた。
「私、そこには行かないわよ!」 妻は静かな声で、きっぱりと言った。
サウナに行くと、中には年配の夫婦と、奥の方に若い夫婦がいた。若い夫婦の方には別の男性が一人ついていた。その若夫婦の妻は、夫ともう一人の男の二人に交互にフェラチオをしていた。
「え! あら!」 そう思わず口に出したベスは、可愛い顔を真っ赤に染めていた。
「全然構わないのよ!」
年配夫婦の奥さんがベスに声をかけた。
「まあ、こちらにお座りなさいな。あなたたち、ここへは初めてなのね?」
「ええ、そうなんです」 と僕は答えた。
妻はショックのあまり、声が出せないようだった。年配夫婦は自己紹介し、トムとアリスと名乗った。しばらく雑談した後、僕は、ここに来た目的を二人に教えた。
「ただ、ちょっと黒人男性を見に来ただけなんです」
「あらそうなの・・・だったら、いい日を選んだわね。今日は、毎週、黒人の人が3人やってくる日なのよ」
トムとアリス、そして僕たちで、ドリンクを飲もうと、またバーに戻ろうとしたときだった。アリスが言った。
「ほら、チャンス到来よ! ジャクージに黒人の人が2人入っているわ!」
「いや、ダメ。私、知らない男の人が2人もいるところへ、裸になって一緒にお風呂に入るなんてできないわ」
「なんてことないわよ。あの2人は、多分、あなたが入るときにちょっとチラリと見るのは確か。でも、いったん入れば、お湯が泡だっているから、もうほとんど、見えなくなるから大丈夫。何なら、私たちも一緒に入りに行きましょうか?」
「いえ、大丈夫です、アリスさん。私たち、これに慣れるようにした方がいいと思うの。今、私と夫でこれをできなかったら、多分、ずっとできないと思うし」
ベスは、静かな口調でそう答えた。自分に自信をつけさせているようだった。
僕たちがジャクージに近づく間、2人の黒人はおしゃべりしていて、僕たちには気づかないようだった。ベスはタオルをさっと脱いで、するりとお湯の中に入った。僕も続いて入ろうとしたときだった。このサウナの支配人らしき人が僕を呼んで、一緒にバーへ戻るようにと合図を送ってきたのだった。
「ベス、あの人が何か用事があるらしいんだ。一緒に行かなくちゃ。長くはかからないと思うから、ちょっと行ってくるよ」
ベスは、独り置き去りにされるのを知って、少しパニックになったようだった。
「大丈夫、できるだけ早く戻ってくるから」
支配人は、僕に12ヶ月の会員になるようにと、しきりと説得を繰り返した。僕は、もう2、3回通ってから決めるつもりだと何度も言ったのだが、彼はしつこく迫り続け、結局、10分以上もかかってしまった。
僕は急いでベスが待つジャクージに戻った。ジャクージに戻ると、ベスは湯船につかりながら、両目を閉じて、実に満足そうな顔をしていた。ふと見ると、黒人男の一人が妻のすぐ隣に座っているのに気がついた。僕もジャクージに入り、ベスの隣に座ろうとしたが、急にもう一人の黒人が割り込んできて、妻の隣に座ってしまった。仕方なく僕は反対側の正面に座った。泡立つお湯の中、どうなっているのか目を凝らして見たが、見えるのはベスの白い腕と、それに対比をなす、男たちの黒い肌だけ。ともかく、妻の腕が男の股間辺りに来ているのは見えていた。ベスは今、彼のペニスを触ってるのだろう。夢を叶えているところなのだ。
その時、もう一人の男が、妻の別の腕を自分に引き寄せたように見えた。彼のペニスも握らせたのだ。僕は、目をつぶっているベスに、こちらに気づかせようと、彼女の足を軽く叩くために足を伸ばした。だが、彼女は突然、足を横にずらしたのである。妻は両脚を広げていこうとしている。一体、ベスは何を考えているんだろう? まさか2人にあそこを触らせようとしているのか?これまで僕だけのものであった部分を、この2人に?
お湯の中、黒い腕が妻の白い腹部を下っていくのが見えた。ちょうどその時、妻の唇から低い唸り声が聞こえた。
「う〜ん、いいわぁ! とっても感じる・・・」
一気に僕のペニスは硬直し、痛いほどになった。ちょうどその時、最初の男が、妻の体を持ち上げた。ベスはとても小柄の女なので、これは彼にとって難しいことではない。男は妻を自分の膝の上に持ち上げ、ゆっくりと彼女の体を下へ降ろしていった。ベスは驚いて、ハッと目を見開いた。
「あ、ダメ! ダメよ!」 ほとんど聞こえないほどの小さな声だった。
「あ、ああぁぁぁ・・ああぁぁぁん! すごいわ! でも、ダメなのに・・・いけないことなのに・・・ああ、いい! すごい! ああん・・・」
信じられなかった。僕の妻が、僕の目の前で、今まさに大きな黒棒に貫かれている。しかも、僕自身、それを楽しんで見ている。これほど興奮したことはなかった。だが、やはり、常識的な思考が割り入ってくる。これはストップさせなければ! 僕は手を伸ばして妻の腕を掴み、揺すった。
「え?・・・何?」 妻は一種、恍惚状態にいたのだろう。呟き声で返事した。
「ベス! いま何をしているのか、自分で分かってるのか? 今すぐやめなくちゃいけないよ!」
「なんのこと?・・・」
そう返事したものの、その後、妻は突然、僕が言ってることに気づいたのだろう。妻の豹変ぶりに、僕はぎょっとした。
「あっちに行ってよ、チビ・ちんぽ! よくも私が気持ちよくなってるのを邪魔できるわね!」
そう怒鳴ったのである。その後、妻は、再び目を閉じ、快感にうっとりとした表情に戻り、今度は、自分から腰を上下に動かし始めたのだった。
「スケベ女がちんぽを楽しんでるんだ。邪魔しちゃいけねえな!」
僕の後ろから、笑い声が混じった声が聞こえた。振り向くと、そこには支配人がいた。
「ハリー、さすがだな。あんた、いい女を見つけるのが上手いぜ。チップ、ありがとよ!」
二人目の黒人が支配人に返事した。その男は、それまで、自分の友人が僕の妻をやるのを見てるだけで満足していたのだが、急に湯船から立ち上がり、彼の友人と同じく巨大な黒ペニスをベスの愛らしい口元に差し出した。妻はまったく躊躇うことなく、口を開き、その巨大な亀頭をしゃぶり始めた。
「やりマン女っぽいのをお前たちに差し向けるのは、いつでも、お安い御用だ。俺にも分け前をくれるなら、の話だがな。だから、その女を事務所に連れて来いや。そいつにちんぽを突っ込みたくってうずうずしていたんだ。その女、確かに、いい女だしな!」
その言葉を受けて、ベスの口を犯していた男が、彼女の脇の下に手を入れ、抱え上げた。彼女の体から、差し込まれていたペニスが抜け、お湯から出される。
「え? なに? 何が起きてるの? おちんちん欲しいの。おちんちん欲しいのに!」
妻はすっかり混乱して、わけが分からなくなっているようだった。男は、まるで赤ん坊を抱っこするように、妻を抱っこした。その間に、もう一人の男も湯船から立ちあがる。
「よしよし、いい子だ、心配するな。お前にはたっぷりちんぽをやるから、大丈夫。もうちょっと居心地がいい所に場所を変えるだけだから」
男は、相棒の男に妻を渡した。その男も赤ん坊を抱っこするようにして妻を抱きながら歩いていった。
支配人のハリーが僕を振り返り、顎で指図するような格好をした。
「あんた、奥さんがやりまくるところを見たかったら、一緒についてきな。実際、淫乱妻をやるときは、旦那に見てもらってた方がずっと面白くなるしな。あんたも来いよ」
支配人は笑いながら歩いていってしまった。