「別の足に履かれたブーツ」 The Boot is On the Other Foot (yw1275) By WimpHub

今回ばかりは僕もまずいことをしてしまった。ジェニーと結婚していたこの3年間、僕は女たちと火遊びしていたのだが、今回は、地元の黒人ギャング団のボスのガールフレンドに手を出してしまったのだ。そのボスは、僕と彼女のことに気がつくと、彼の右腕であるジェイクという男を僕に送りつけた。身長195センチの大男で、僕は、これまでの人生でも最悪といえるほど痛めつけられてしまった。その結果、両腕、両脚、おまけに肋骨も何本か骨折し入院することになってしまった。僕は滑稽な姿をしていたに違いない。両腕、両脚ともギブスをはめられ、宙吊りにされていたのだから。

だが、この事件でパラドックス的だったことがある。それは僕が妻のジェニーをますます愛するようになったということだ。3年前に結婚したとき、ジェニーは18歳の処女だった。小柄で赤毛、身長はたった150センチ。可愛い、あどけないと言ってよい顔と体つき。その姿に、ジェニーはどこに行っても男たちに振り向かれる存在だった。僕は、ジェニーが僕の浮気について知っていたと確信している。だが彼女はいつも僕の支えになってくれていた。僕は、確かに火遊びばっかりしていたが、一方のジェニーに対しては独占欲が非常に強かった。他の男に抱かれる妻のことを思い浮かべただけでも血が凍るような気持になる。

入院5日目だった。忠実な僕の妻は、毎日、僕の見舞いに来てくれていた。だが、その土曜日、ジェニーが来たとき、少し興奮しているように見えた。僕は何かあったのか、訊いてみた。

「あのね、ジェイクが昨日の朝、私のところに来たの。あなたを入院させたあの男。あなたのこと、バカ野郎で、こうなってしまったのも当然だって言っていたわよ。でも、たった一人残された私のことを、とても可哀想だとも言っていたの。ジェイクってとても優しい人だわ。コーヒーでもいかがって家に招いてあげたわよ」

「なんだって?」 僕はせき込んだ。

「招いて家に入れたのよ。それから、ちょっとお話して、ホント、気があっちゃった。とても意気投合して、実際、昨日の夜、ちょっと外で遊ぼうって誘われたわ」

「もちろん、断っただろうな」

「あら、やだ。断れるわけないじゃない。彼、とても親切だったし。ともかく、美味しいお食事をして、とても楽しかった。私、笑いっぱなしだったのよ。それから、二人でクラブに行って少しダンスをしたの。ねえ、分かる? スローなダンスになって彼の近くに抱き寄せられたんだけど、彼のズボンの前がすごく大きく膨らんでいたの。で、私のあそこを突いてくるのよ。本当のこと言うと、ジェイクのせいで、あそこびちゃびちゃになっていたし! その後はちゃんと私を家の玄関まで送ってくれたわ。彼って本当に紳士的。それからおやすみのキス。ああ、ジョン! とても優しくてうっとりするようなキスだったわ。彼の舌が口に入ってきたとき、私、膝がガクガクしちゃった」

僕は自分の耳が信じられなかった。妻が僕を半殺しにした男とデートをし、しかもそいつにおやすみのキスをさせたというのだから。「いいか、ジェニー。どんな理由があっても、ジェイクと二度と逢うな!」

「あら、もう遅いわ、ジョン。昨日はとても楽しかったので、今夜も会おうってジェイクに誘われてるもの。ミニのタイト・ドレスを着て、下着なしで来てくれって言われたわ。私の体をもっとよく見たいからだって。もし私が慎み深さを知らない女だったら、きっと、『ジェイクは私とヤリたがっている!』なんて短絡して思ったかもしれないわね」

僕には、ジェニーが本当にうぶなのか、それとも僕を焦らそうとしているのか分からなかった。

「おい、頼むよ。ともかくジェイクと遊びに行くのはやめろ。あいつが考えているのはたった一つなんだから」

「馬鹿なこと言わないで。いいでしょう? 今夜どうなるかは、明日、全部話してあげるから。ね?」

そう言って妻は僕にキスをして帰って行ってしまった。取り残された僕は、ひたすら、この夜、一体どんなことが起きてしまうのかを悩むだけだった。入院している身では完全に無力で、何も阻止できない。

翌日、ジェニーは目をきらきら輝かせながら病室に入ってきた。僕の調子がどうかなど問おうともせず、すぐに昨夜のことについて話し始めた。興奮気味に語りだす。

「うーん、最高の夜だったわ。ミニの黒ドレスを着ていったのね。ジェイクに『君って本当に素敵だよ』って言われたわ。二人でまた例のクラブに行ったの。そこでしばらくダンスをしたけど、スローなダンスではジェイクのせいで私、すごく興奮しちゃった。だから『また私の家に来ない?』って誘ったのね。で、二人で家に帰って、彼と私の二人分の飲み物を作って、一緒にソファに座ったわ。しばらくしたら、彼、私にディープキスをしてくれたの。一回だけじゃないのよ。何回も。とても優しかったわ。それでもう私の方も火がついちゃってうっとりしてた」

「お願いだ、やめてくれ」

「やーね、うるさいわ。黙っててよ!」 いらいらした調子でピシャリと言われた。「どこまで言ったっけ? あ、そうそう、ともかく、ジェイクが私に言ったのよ。『そのドレスを脱いでくれないか。君の輝くような素晴らしい姿を見てみたいんだ』って。何秒もしないうちに、私、すっかり裸になってジェイクの前にいたわ。ああ、ジョン、ジェイクの大きな黒い手で胸を揉まれたときの感触! 乳首をいじられたときの感じ! 素敵だったわ。頭の中がぼーっとして、体から力が抜けてしまったの。そして、彼の指が私のあそこに。そのときには、もうあそこ、濡れ濡れだったんだけどね。『ねえ、私を寝室に連れて行って』って言っちゃってたわ。どっちかと言うと、ジェイクに懇願するような感じで言ってたと思うの」

「今の話は全部、作り話だと言ってくれ」 僕は心臓がドキドキし、口の中がカラカラに乾いていくのを感じた。だがジェニーは、僕のことをすっかり無視して話を続けた。

「ジェイクと寝室に入って、私、ゆっくりと彼の服を脱がしたわ。滑らかな茶色の肌が姿を現してきたの。すべすべしてて気持ちいいのよ。それに筋肉質の逞しい体。今度は、彼の前にひざまずいて、下着を降ろしたのね。『え、すごい!』って声をあげちゃった。だってものすごく大きかったのよ、ジョン。だいたい長さは25センチはあるし、太さは私の手首くらいあったんだから。あそこがどんどん湿ってくるのを感じていたわよ」 その時点で、僕は嫉妬心のあまり吐き気がしていた。

「ジェイクは、私をひざまずかせたままにしてたの。そして手に彼のを握らせて、頭の所にキスさせたのよ。電球みたいな大きな頭だったわ。そして、私に男らしく指示を与えてくるの。『頭のところを口に含むんだ』とか、『その長い竿に沿って舌を這わせて舐めしゃぶれ』とか、『タマもでかくて男らしいだろ。そいつを口に入れて、吸ってみろ』とか。『お前、何度もフェラしてきたのか?』って訊かれたわ。『一度もないわ。だって今まで汚いことだとばっかり思っていたもの』って答えた。『お前、素人にしては上手なもんだぜ。俺が、お前をこの町一番のフェラ上手に仕込んでやろうな。すぐになれると思うぞ』 彼、そう言ってくれたわ」

「僕だって、それをしてもらおうと、ずっと前からいつも頼んでいたじゃないか。なのに、いつも、君は断っていたんじゃないか」

ジェニーは僕の不平をまるで相手にしない。「あなた、ジェイクほど強くもなければ、強引なところもないでしょ。まあ、とにかく、おしゃぶりするだけの価値がある男のモノに、これまで出会ってなかったのはホントだわ」 そう言って僕の不平を軽くかわし、すぐに話の続きに入る。

「それからね、ジェイクは私の体を抱きかかえて、ベッドに寝かせてくれたの。脚を広げさせられて、彼、私のあそこに顔を埋めて舐め始めたのよ。あまり舐めてくれなくても充分だったんだけどね。だって、もう前から私、びちゃびちゃに濡れてて、いつ入ってこられても大丈夫になっていたんだもの。ジェイクはベッドの上、私の脚の間にひざまずく形になって、アレを私のあそこの入り口にあてがってきたわ。最初にぐっと力を入れられて入ってこられたときには、私、体を二つに裂かれるんじゃないかって思ったわ。だってすごいんだもの。でもね、ジョン? とうとう根元まで全部入れられたんだけど、そのときには、今度はとても堪らないくらい良くなっていたの。すっごく気持ちいいの。こんなにあそこが広げられた感じになったことなかった。中が一杯になる感じ。それからジェイクはゆっくりと動き始めたんだけど、あの強烈な快感に、どうしても声が出ちゃうし、私、啜り泣いていたと思う。あんあん泣きながら揺さぶられていたわ。お願いだから、やめないで、こんなすごいセックスされたの初めてなのって、お願いしてたの」

僕は、コンドームでしか避妊を行っていなかったことを思い出し、咄嗟に訊いた。「ジェイクにコンドームを使わせたんだろうな」

「もちろんよ。しっかりとね。だって、昨日の夜は、彼、それからもう3回も私を抱いたんだもの。その3回とも、最初の1回目と同じくらい強烈な快感だったわ」

「ジェニー、お願いだ。もう二度とあいつに会わないで欲しい。僕たち、結婚した頃に戻れないだろうか。僕は、変わると約束するよ。僕だけに抱かれると約束してくれたら、僕は、もう絶対、浮気なんかしないから」

「はっきり言っておくわね、ジョン。もう決して元通りにはならないの。初めてジェイクに貫かれた瞬間、もう、あなたのアレには興味がなくなるだろうなと悟ったんだもの。ジョン、あなたも好きなだけ女遊びしていいのよ。誰と寝てもいいわ。私はもう気にしないから。でもあなたが抱けない女が、この世に一人だけはいることを覚えておいて。私のことよ。ジェイクったら、この週末までに私を黒ペニス中毒に変えてやるつもりだって言っていたわ。でもね、もうすでに私、中毒になってしまってるの。ジェイクのおかげで、すっかり病みつき。もうこれからは私、黒人男としか寝ないわ。ジェイクであろうと、これから先、誰か他の人に抱かれることになるにしても、黒ペニスでなきゃお断り」

僕はジェニーに考え直すように説得したが、無駄だった。

「ジェイクのようなとっても優しくて気遣ってくれる男に抱かれて、私、はっきり分かったの。何て最低な男を亭主にしていたんだろうって。正直、今、あなたを軽蔑しているわ、ジョン」

「これからも僕の見舞いに来てくれるのか?」

「もちろんよ。でもジェイクとのデートの話をしてあなたを煽るためだけにね。入院している8週間、ずっとあなたを欲求不満の状態にしておくために、欠かさずお見舞いに来てあげるから安心して」

「さて、私、もう帰るわ。あまり、くよくよ考えない方がいいわよ。ジェイクと私が裸で、家の寝室のベッドで抱き合っていて、私が両足を彼の腰に巻きつけていて、ジェイクのすごく太いペニスが私の濡れきったあそこにずぶずぶと出たり入ったりしている・・・。なーんてこと思いながら寝てたら、あなた、体に毒よ。アハハ!」

そう言いながら、ジェニーは僕のパジャマの中に手を入れてきた。無意識のうちに勃起していた僕のペニスに指を絡め、囁き声で僕に語りかけてきた。

「ねえ、ジョン、想像してみて。丸8週間、一切、あなたは出せないの・・・。出したくてうずうずしててもだめ・・・。手も使えないしね。その間、あなたの妻はと言うと、あなたをここに入院させた張本人の男と自分の家で抱き合っていて、気絶しそうなくらい、嵌めまくられているの・・・」

だがジェニーはすぐに僕から手を離し、くるりと振り向いて出て行った。声高な笑い声が響いていた。

その日を境にして、ジェニーは僕を気遣う素振りすらしなくなった。あらゆる機会を捉えては、ジェイクとの情事を僕にひけらかすようになった。その一例が、あの日から1週間ほど経ったある日のことである。ジェニーはいつもより少し遅れて見舞いにきた。

「ジョン、遅れちゃってごめんなさい」 わざと誠実さを装ってるのが分かる。

「でも、こっちに来ようとした、ちょうどその時にジェイクが家に来たのよ。夜まで待てなかったんだって。彼、私の下着、破いたのよ。ホントに。それから私を壁に押し付けて、立ったままセックスしたの。ほら、見てみて」

ジェニーはスカートを腰まで上げた。陰唇が膨らんでびらびらになっていた。恥毛が濡れてべったりと肌についている。太腿には乾いた精液の後も見えた。ジェニーはさらに近寄ってきて、僕の顔に濡れた股間を押し付けてきた。

「ねえジョン、匂いを嗅いでみて? セックスの匂いがするでしょう? ジェイクの太いペニスがあなたの妻のおまんこにどんなことをやったか見えるんじゃない? あなたができないことを他の男がやってるのを知って、あなた、怒る?」

今度は笑いながら、上体を傾けてきて、ブラウスのボタンを外した。

「こっちも見てよ、ジョン。あなた、私のおっぱい大好きだったわよね。あなたがいつも愛してくれた私のおっぱいに、ジェイクがどんなことをしたか、じっくり見てみて」

露わになったジェニーの胸を見た。全面、キスマークで覆われていた。

「ジェイクも私のおっぱいが大好きなの。それに彼、すごくエッチですごく情熱的な人でしょう? 前はあなたにも吸わせてあげたけど、彼、いくら吸っても吸い足りないんだって、私のおっぱい」

欲求不満が耐えられないほどに高まり、お願いだ、やめてくれと懇願した。このときも僕は勃起していた。ジェニーはそれに気がついた。

「あらあら、あなたって変態ね、アハハ」 高笑いしている。

「あなた? 自分の若い妻が他の男に抱かれているのを想像するのが好きなんじゃない? それにその男が自分の妻にどんなことをしたのかを見るのも? 違う? ジャックが私にしているところを見たら、あなた、ものすごい興奮を感じると思うわよ。賭けてもいいわ。そうそう、あなたにいい知らせがあるの。お医者さんが、週末は、一時帰宅してもいいと言ってたの。もちろん、そのギブスはつけたまま。だから全然身動きができないだろうけどね。でも、あなたが帰宅してくれたら、私とジェイクで、あなたを喜ばせることができるわ。あなたに、私がジェイクのペニスで奥まで貫かれているところを見せて上げられるもの。もしかすると、私たち、ロシアン・ルーレットごっこをするかもね。コンドームなしで彼に抱いてもらうの。いつ彼に黒い赤ちゃんを孕まされることになるか。もしそうなったら、ご近所で噂話に花が咲くことになると思わない? ともかく、あなたが帰ってきたら、一日中、あなたを煽ったり、じらしたりして遊べるわ。私、裸になって一日中、あなたをじらしてあげるから、楽しみにね。欲求不満で、あなた気が狂っちゃうかもね。分かる? 私、今から待てない気持よ!」

僕も同じ気持だった。


おわり