4、5ヶ月ほどの別居の後、僕は再び妻のクリスティナと寄りを戻すことにした。この別居自体、彼女の浮気が原因だったのだが、そのことはここでは話さない。妻は、別居の間、他の男と付き合ってはいなかったと言っていた。だが僕は疑っている。
そのわけはというと、クリスティナは、ベッドの中、いくつか新しいテクニックを覚えたように思えるし、それまでは興味がなかったオーラル・セックスに突然、情熱的になったようなのだ。こういうことや、彼女の発言のいくつかから、僕は、別居の間、ずっと貞淑にしていたと言うクリスティナの言葉が怪しいと感じ始めていたのである。
それに、妻のあそこが前より緩くなったようにも感じていた。だが、この点に関しては、自分でも自信がない。単に、僕が妻の浮気という妄念にとらわれ偏執狂的になってしまっているからかもしれないからだ。ただ、ある夜、セックスをしている時、クリスティナが僕に、「ほら、締まり具合は変わらないでしょう?」と訊いたけれども、そう言われても、僕の疑念が晴れたわけではないということだけは確かだ。
結局、僕は、抱いていた疑念をクリスティナにぶちまけた。どうしても、そうしなければ気持ちが治まらないというところまで来ていたのだ。クリスティナは、しばらく、のらりくらりと話しの核心から避けていたが、やがて、彼女も、いつまでもそうやって逃げ続けることもできないと悟ったのだろう。クリスティナは、リチャードという男と会っていたことを認めたのである。リチャードは隣家の次男で、20歳の若者だった。
僕はできるだけ冷静な態度と表情を保ちつつ、妻から話しを引き出した。二人の関係は、別居の少し前から始まり、別居の間ずっと続いていたこと、リチャードは、家に来て夜を過ごして行くのが習慣となっていたこと、特に、僕のベッドで妻と夜を過ごしていたということが分かった。
もちろん、最後には、僕も怒りを爆発させ、その後、激しい喧嘩になった。互いにののしり合い、怒鳴ったりわめいたり、食器を投げたり、大声で泣き出したり・・・。だが最後には、気持ちが治まり、和解に至り、二人とも互いに愛していると認め、許し合うことを宣言し、喧嘩が収まった。クリスティナは、リチャードとの関係はまったく心が入っていない無意味なものだったと言い、僕を安心させ、二度と繰り返さないと約束した。一方、僕は彼女の謝罪を受け入れ、今後はこのことを忘れることにしようと言った。結局、僕たちは、その家から引っ越しをし、リチャードとは二度と合うことはなかったのである。
だが、怒りが収まり、(さしあたりの時間とはいえ)妻を非難することをやめた後、僕は、気がつくと、妻の情事の詳細について思いをめぐらしていることが多くなってきたのだった。頭から払いのけようとしたが、できない。もっと言えば、少しでも暇な時間ができるといつも、僕の寝室のベッドの上でどのようなことが起きていたのか、その詳細を想像するようになっていたのである。妻とは、いつまでも際限なくこの話をするのはやめようと決めていたし、僕も口に出すのは何とかこらえていた。だが、生々しい光景がますます心に浮かぶようになっていて、それを抑えつけることができなくなっていたのである。
あの夜、クリスティナと愛し合っていた時だった。僕は、行為をしながら、リチャードが妻の上にのしかかっているところを思い浮かべていた。一旦想像を始めると、それしか考えられなくなっていた。あの苦々しくも甘美な思いを繰り返し味わいながら妻に行為を続けた。
リチャードは、今、僕がしているように、この愛しい妻の中にペニスを突き入れていたのだ。さぞかし気持ちよかったのだろうし、クリスティナもそれを喜んでいたのだろう。今、僕が触っている妻の体、そのさまざまな部分を、あの男も触っていたのだ。妻の最も大切な部分、その中にもあの男の指は入っただろうし、別の部分も入ったのだ。そして、このクリスティナも、今、僕の勃起を受け入れて悶えているのと同じように、あの男の勃起を受け入れ、それを喜んでいたのだ。クリスティナは、僕とリチャードとを比較しているに違いない。あの男のペニスと僕のペニスとを比べているのだ。
自分でも恥ずかしいことだが、こういうことを思い浮かべても、まったく興奮が醒めることがなかった。もっと言えば、その逆で、あの男と妻のことを思い浮かべれば思い浮かべるほど、僕のペニスは痛いほど固くなり、気がつくと、まるで獣のようになって妻の中に激しく打ち込んでいるのであった。
「ああん、今夜のあなた、すごく激しくて、すごく固くなってるのね」
クリスティナは、咎めるような口調で言った。それに、どことなく勝ち誇った調子もこもっている。というのも、妻は、僕が何に興奮しているのか明らかに知っていて、それを口に出さずに明らかにしていたからだった。うまく僕を操れていることを誇らしげに思っているようだった。
「固いのは好きじゃないのか?」
「私が大きくて固いおちんちんが好きなのは知ってるくせに・・・何本でも・・・」
「・・・何本も!?」
妻は、肯定するような、よがり声をあげて応えたが、僕はすでに止めることができなくなっていた。
「・・・あいつのチンポはどれくらい大きかったんだ?」
「あああ、いや、もうその話は・・・」
「いいから、どのくらい大きかったか言えよ」
僕は、クリスティナが折れるまで、しつこく問い続けた。普通なら、クリスティナは、僕の気持ちを察して、安心させるような嘘をついただろう。だが、この時の彼女は、僕と同じく、この新しいゲームの意味を理解していたようだった。
依然として、はぐらかして、答えようとしない妻に対し、僕はさらに激しく打ち込みを続けた。それにクリスティナの方も、僕に強くしがみつき、僕の腰を包み込むように両脚を絡め、抱き寄せ、激しく動く僕の尻に両手の爪を立てて、引き寄せた。
「激しくやってよ、できないの? もっと、もっと強く、やってみせてよ!」
妻は、リチャードがどれだけ大きかったかという僕の問いを無視したまま、ただ、何度も繰り返しそう言い続けていた。挑戦的に、僕の心を逆なでするような口調で繰り返し喘いでいる。
「あいつのはどれだけ大きかったんだ? ええ?」
もう一度、訊くと、とうとうクリスティナは答えた。
「・・・あなたのよりちょっと大きかったかしら・・・」
そして、後から思い出したように、付け加えた。「・・・でも大きさは関係ないの」
でも、その付け加えられた言葉こそ、僕にとっては関係ないことだった。リチャードのが自分のより大きかった。ただそれだけがきっかけで、僕のペニスは爆発した。
あまりに多量に、あまりに強力な噴出力で撃ち出したので、クリスティナの肉筒の中、自分が出したザーメンが跳ね返り、亀頭に打ち返ってくるのを感じたほどだった。引き抜いた後、続けて自分の手でしごき、熱い精液を妻の白い体に撃ち、何筋か白い紐を描き、真っ白い下腹部から濃い色に変わった陰部へと滝のように流させた。
クリスティナは、体を起こし、僕の股間にすがりつき、片手で睾丸を握り、もう片手で肉茎をしごいた。最後の一発が上へ噴き出し、彼女の顎に当たった。
続く二週間ほど、僕たちの会話は、たびたび、妻の浮気の話しになった。僕は、クリスティナの浮気に関るすべてのことについて、品性の低い妄想にとり憑かれ、この件に関する感情は大きな軌道を描いてぐるぐる旋回するようになってしまった。これは婉曲的な言い方で、端的に言えば、僕は、文字通り、ときどき怒り狂ってしまったのである。嫉妬に狂った僕は、寝室のベッドを交換し、リチャードと妻が寝ていた元のベッドを庭に引きずり出し、すべてのシーツ類と一緒に火をつけ、大きな焚き火をしたのだった。それに、後から分かったことだが、あいつがクリスティナを後ろから犯した時に使ったソファも一緒に火にくべた。
昼間、様々な時に突然怒りがこみ上げ、リチャードをひどく痛めつけてやろうかと思うことがあった。だが、それと同様の頻度で、夜になると、怒りが和らぎ、次第に甘美な苦悩に置き替り、その感情が、ベッドの中、僕を支配するようにもなっていたのである。浮気をしたクリスティナにとっては当然の報いとも言えたが、彼女は、僕の怒りやかんしゃくに苛立つようになっていた。昼間は僕の怒りに油を注ぐリチャードの話題が、夜になると逆に性的興奮を高めることにつながっていた。このことは、クリスティナにも明らかになっていたに違いない。
次第に、クリスティナは、僕のこの状態を利用するようになった。彼女は、情事のことについて、それまで話した以上のことは何も語らないと、話しを拒むようになったのである。さらに、自分の妻の浮気の話で興奮するなんて、まるで変態男だと僕のことを責めるようになった。それと同時に、ベッドに入ると、情事のことについて非常に巧妙に仄めかし、僕に、もっと話して欲しいと乞い願わせるように仕向けたのである。そうやって、一滴ずつたらすように僕に情報を漏らし、その効果を観察するようになった。
クリスティナは、僕が自分の感情に正直に対面しなければならないと考え、その段階になるよう、徐々にいろいろなことをするようになっていった。最終的には、彼女は僕をそういう段階へ誘導することができるだろうと思った。何だかんだ言っても、正直になれば、妻の非難は極めて正当だと思うし、僕自身、妻の浮気に対する奇妙にマゾヒスティックな感情で消耗しきっていたのも事実だったから。
クリスティナは、まるで本を読むように僕の心を読み取っていた。彼女は、少しずつではあるが、僕たち二人の間での支配権を握るようになっていった。ベッドの中、僕がリチャードのことについて質問するたび、妻は少しずつ新しい情報を語り、それに合わせて支配権を拡大していく。最初は、僕に、その話に興奮するということを認めさせることだけで満足していたクリスティナだったが、やがて、彼女は、より極端な方向へと進み始めたのである。
妻は、リチャードと行ったセックスについて、少しずつ、より詳しい、当人たちにしか分からない事柄を話すようになっていった。
例えば、彼女が「教えこまれた」と言う新しいフェラの仕方。クリスティナは、それについて話し、僕を相手に実演して見せてくれた。実際、このフェラチオは、普通に彼女がペニスを吸うというのとは異なり、むしろ口を提供し、荒々しく犯してもらうと言った方が近いものだった。彼女は、ベッドに仰向けに横たわり、ベッドの端から頭だけを逆さにさげた格好になる。そして、僕はベッド脇に立ち、逆さになった彼女の口にペニスを突き立てるといった格好だった。それから、後ろからつながって行うセックスについても。この体位について、クリスティナはよくこういう風に言った。
「この体位、好きだったわ! 彼の顔が見えないから、心が傷つかなくてすむの! エッチに没頭できるから!」
ある晩、僕は、もはや後戻りできない一線を越えてしまったと思う。その夜、妻はこう訊いたのだった。
「あなた? 私がリチャードに抱かれていることを想像すると、興奮する?」
「ああ、興奮する」
「じゃあ、それを想像しながら、私の前でオナニーして。見てみたいわ」
最初、僕は乗り気ではなかった。
「もし、して見せてくれたら、私がリチャードとやったことすべて話すわ。それに彼のが本当のところ、どのくらい大きかったかも教えてあげるわよ」
自分でも恥ずかしいが、僕は、その場の熱情に負けて、クリスティナの要求に従ったのである。彼女は、正直に、僕の「払ったお金」に見合うだけの情報を与えてくれた。2人が何をどういう風に行ったかを鮮明に語ってくれたし、どこでしたか、そのセックスについてどう感じたかを語ってくれたのである。
「私、本当に、リチャードのアレがあなたのよりちょっと大きいって言った? それだけど、本当のことを言うと、ちょっとどころじゃないわ。すごく大きかったの」
「どのくらい大きかったんだ?」
「そうね、こういう言い方でいいのか、分からないけど、握りきるのに両手を使ったということ。実際、ほぼ2倍に近いんじゃなかったかしら」
「だけど、大きさは関係ないって言ってただろう?」
「私、そんなこと言った? もう、いろんなこと話してきたから、分からなくなってるわ。でも、知りたがったのはあなたなのよね。もう、やめる? これ以上、話さないことにしたほうがいい?」
僕は頭を振った。
「そう・・・それじゃあ、しかたないけど・・・私が言った通りにしてよね。それに、あなたのコレも、話しの続き聞きたがっているようだし」
クリスティナは僕のペニスを指差し。僕はペニスを握って、彼女に覆い被さろうとした。
「何するの?! ダメよ! やめて! セックスはダメ。ともかくまだダメ。まずは、そこに裸で立って、私の前でオナニーしてみせてよ。私に、あなたがどれだけ変態なのか、気持ち悪い短小男か見せてくれなきゃダメじゃない? それが終わったら、あなたがこの件についてグチグチ文句を言うのを聞いてあげてもいいわよ。でもそれは最後にしてね。さもなければ、私は元の私に戻るわ。前のように、リチャードに、しっかり、ちゃんとしたセックスをしてもらうことにする。リチャードでも誰でも構わない。誰でもいいから、ちゃんとしたセックスを、一時的な関係でなく、ずっと続く関係として、してもらうことにするから。私が言った意味、ちゃんと分かった? 女々しい弱虫?」
いま、クリスティナが、僕のことを「女々しい弱虫」と呼んだのは本当なのか? 一瞬、自分の耳を疑った。普通だったら、僕のことをそんな風に呼んだりしたら、すぐさま、クリスティナを、彼女の衣類の山と一緒に玄関の外に放り出しただろう。哀れ彼女はタクシーを待つ身になったことだろう。
だが、僕の中には、妻の高圧的な態度に対して、それを受け入れようとする奇妙な感情が浸透し始めていて、彼女の発する不愉快な言葉も、あの憎たらしい声の調子や緑色の瞳の鋭い視線に込められた心を突き刺ささるような侮蔑の表情も、僕を怒らせるものではなく、むしろ興奮を高めるものになっていた。
僕が屈伏した瞬間があったとすれば、次の時だったと思う。クリスティナはこう言ったのだった。
「これからは、あの件のことで怒りがこみ上げてきたら、すぐにオナニーで吐き出して、さっさと別のことを考えることにすることね。・・・ところで、今は、そのおちんちんを触っちゃダメよ。私が触ってもいいと言うまで、触っちゃダメじゃない!」
実際、気がつくと、僕はクリスティナの話しを聞きながらペニスをしごいていたのだった。僕は、妻に言われて初めて、自分がしていたことに気づき、命令に従って手を離した。でも、ペニスはピンと突っ立ったまま、今にも爆発したがっている。僕は、クリスティナが完全に支配権を握っている事実を、むしろ喜んでいるのに気づいたのだった。
「どうやら、あなたにはリチャードに電話してもらわなければならないようね。リチャードに、自分の妻を満足させてくれてありがとうございましたと、ちゃんと感謝してもらわなくちゃ。でも、今日はもう夜も遅いから、リチャードを起こすのは申し訳ないわ。だから、電話は後回しにしましょう。でも、とりあえず、あの件について、グタグタうるさく言ったことを私に謝ってちょうだい。それから、私に感謝もすることね。私は、あなたのような変態男じゃなく、リチャードという本物の男性に抱かれに行ったの。だから、私はちゃんとまっとうな感覚をしていたってことなのよ。その点について、ありがたく思いなさい!」
「ああ、悪かった・・・これまでうるさく言って済まなかった・・・それに君にはありがたく感じているよ・・・」
「そう・・・じゃ、まあ、今は、それでいいでしょう。・・・それじゃあ、そのおちんちん、いじって見せて。ゆっくりとするのよ。それに、私がやめなさいと言ったら、すぐにやめるように。あなたがいくまでちゃんとやらせるかどうか、まだ決めてないけどね」
僕は寝室の真ん中に裸で立ったまま、自慰を始めた。妻は、その僕の周りをゆっくりと歩いて、じろじろ見ていた。
「男の人のおちんちんって、ずいぶんいろいろあるのね。面白いわ。リチャードのを初めて見た時は、ホントびっくりしたわよ。あんな大きなものを私の中に入れようとしている。そんなこと不可能だって思ったもの。でも、リチャードは私のあそこをものすごくびちゃびちゃに濡らしてくれたの。ソファの上で指でいじってね。もう私も興奮しきっていて、リチャードになら体を真っ二つに引き裂かれても構わないって気持ちになっていたの・・・。あ、ところで、こんなこと言っても、あなた怒っていないわよね? 怒っているなら、話しはやめるから、怒ってるって伝えて。でも、本当に怒ってるなら、あなた、そうやってシコシコしていないはずよね? そうでしょ? でも、あなたは、まだ、シコシコ、シコシコしてる。でしょ?」
クリスティナは、汚らわしいものを見る目つきで僕のペニスに目を落とした。
「でも、これって、とても男性のペニスって感じの大きさじゃないわね。どこをどう見ても。大きさは別としても、形が良いおちんちんってあるもの。そんなに大きくなくても、形が良くて、いつまでも触っていたり見つめていたりしたくなるもの、そういうのってあるわよ。リチャードのも、そういう形をしてたわ・・・」
「・・・リチャードは、私に口に入れろって言ったこと一度もなかったの。だけど、彼のを見てると、どうしてもお口に入れたくなってしまったのよね。他のところに入れられても、もちろん、ものすごく気持ちいいんだけど、それと同じくらい、お口に入れて、吸ってあげるのが気持ちよくてたまらなくなるのよ。本物の男性の持ち物っていうのは、そういう魅力があるものだと思うわ。あんまり気持ちが良いので、リチャードがいきそうになっても、口の中から抜いて欲しくなくて、何度も口に出してもらったわ・・・
「・・・あそこに入れられた時も同じ。どうしても抜いて欲しくなくて、中出ししてって何度もおねだりしたの。だけど、リチャードは外に出すって言い張って、中に出してもらえないときがあったわよ。ときどきだけど。・・・彼、私を妊娠させることにはあまり興味がなかったから・・・
「・・・でも、中出しするかどうかは、どこに入れてもらっているかで変わるのは当然よね。お口の場合は、妊娠する危険性がないから、リチャードも気がねなく出せたみたい。思いっきり出してもらったわ。私、嬉しくて・・・もっと言えば、私の方も、一種の避妊方法として、彼が出すのを飲むのを普通にしていたから・・・私主導でやっていたと言うことね・・・ところで、こういう話し聞いて、あなた、楽しんでる?」
突っ立ったまま自慰を続ける僕の周りを歩きながら、妻が訊いた。僕は、頷いた。するとクリスティナは、突然、僕の尻を平手で強く叩いた。ピシャリと音が響いた。
「もっと、しごく速さを落としなさいよ。まだ、あなたに射精を許すかどうか、まだ決めていないんだから。・・・他に男が誰もいなかったら、仕方ないから、あなたにセックスしてもらいたいって思うかも知れないけど。・・・ホント、ここに誰か男がいればいいのにに・・・あなた、私にやりたい? 私、固くて大きなおちんちんが大好きなの。あなたのは、って言うと、まあ、固くなっているのは確かだわね。どうしようかなあ・・・やってもらおうかしら?・・・」
そう言ってクリスティナは僕のペニスの先端を強く握った。
「・・・だけど、変態のあなたが、みじめな童貞男のように、突っ立ってオナニーしているのを見ていたいという気持ちもあるの。そうやってむなしく発射するのを私に見せて欲しいなあって。・・・どっちにしようか、ホントに迷うわ。もし、ここにリチャードがいてくれたら、全然、問題にならないのにね。そうでしょう? 彼だったら、一日に何回でもできちゃうから。一発出したら、終わり、なんてことないもの・・・
「なんにせよ、リチャードがいてくれたら、あなたは別にたいしたことしてくれなくてもいいわよ。私はリチャードに抱いてもらうから。あなたは私たちが愛し合うのを見ながら、突っ立ってオナニーしてればいいんじゃない? あなたのことだから、すぐに出しちゃうでしょ? 出した後は、寝室を出ていって。暇だったら、リチャードの靴でも磨いてくれたらいいわ。その間、私とリチャードは、延々とセックスをしているから・・・もう延々と・・・セックスばかりしているの。どっぷり、セックス三昧・・・あなた? どっちでもいいのよ。私とやる? それともオナニーしてる? どっちにせよ、私には・・・」
そこまでが僕の限界だった。クリスティナの体を乱暴に抱き上げ、文字通り、ベッドに放り投げた。その彼女の上に覆い被さり、赤毛の髪を鷲づかみにし、荒々しく口を奪い、同時に脚を大きく広げた。ペニスは、手を添えて導いたりする必要などなかった。簡単に彼女の中に滑り込んだ。クリスティナのその部分は、すっかり濡れきっていたからだ。そのこと自体、クリスティナがこのゲームを楽しんでいたことを示していた。
「このアバズレ女め!」
クリスティナは、笑顔を見せ、自ら股間を突き上げた。
「私のことアバズレだと思うなら、それなりにやって! 私は、この通りの色狂いの淫乱女だわ。そんな私に見合うようなことをしてよ! できないの?!」
僕は妻の尻の下に両手を入れ、尻肉を左右に広げ、ペニスを強く叩き込んだ。
「そうよ、そうやって! 突き刺して! ずぶずぶ突き刺してよ!」
僕は、これまでなかったほど激しいピストン運動をした。
「お前の淫乱な脚を広げろ! 俺のチンポを深々と喰らうんだ!」
クリスティナの両脚を肩へと押し上げ、さらに深く貫いた。
「お前のおまんこから、喉まで届くほどズブリと貫いて、突き刺してやる。お前はふしだらなアバズレ女だ。そんなお前に見合ったセックスをしてやる!」
その時点ですでにクリスティナがオルガスムに達しているのが分かった。僕はペニスを引き抜こうとした。するとクリスティナは両脚で僕の腰を包み込み、逃すまいと抗った。体を小刻みに震わせ、呼吸も荒く、短い喘ぎ声を上げ続けた。中出しして欲しがっているのが分かった。だが僕は、彼女の両足首を握り、ペニスを引き抜いた。クリスティナを上から見おろし、亀頭でクリトリスを擦っていたぶった。
「こいつを入れなおして欲しいか? ええ? 欲しいなら、欲しいってお願いしろ!」
「お願い!」
「もっとちゃんとお願いしろ!!」
「お願い。入れて! 入れてください。中に出して。私の中をあなたのでいっぱいにして、お願いです!」
僕はペニスを入れなおし、前よりも激しく、強く妻を揺さぶった。クリスティナは喘ぎながら、僕の耳に囁いた。
「ああ、いい・・・やって、出して! 私の中にたっぷり出して・・・出して・・・欲しいの!」
クリスティナは、その後、ずっと同じことを喘ぎ続け、僕はそれを聞きながら、これまでにない強烈なオルガスムへと登っていった。それは彼女も同じだった。
激しいオルガスムを同時に迎えた。そして、その後、僕たちは互いに抱き合ったまま、横たわった。不思議に、前にはなかった親密感が2人の間に芽生えていた。ついさっきまで残虐で支配的だったクリスティナから、その強圧的な雰囲気が雪が融けるように消えうせていた。今は愛らしく可愛らしい女の子に変わっていた。クリスティナは抱かれながら僕に囁いた。
「あなた? さっき言ったことは全部、言葉だけというのは分かっているわよね? 私が一緒にいるのはあなたなの。リチャードじゃないわ。そして、どうして私があなたと一緒にいるのかというと、それは私があなたを愛しているからなの」
僕は頷いた。疲労感から深い眠りに落ちていくのを感じた。妻が僕に体を擦り寄せるのを感じた。
「・・・それに、念の為に言っておくけど、リチャードのセックスって、すごく未熟なの。あなたのようなセックスをできるようになるには、彼も、もっといろんなことを学ばなくちゃいけないわね」
「分かっているよ、クリスティナ。・・・分かってる・・・」
僕は優しく呟いた。クリスティナが頭を枕に沈めるのを感じた。彼女も眠りに落ちていくところなのだろう。僕は、すべて分かってることを伝えるため、もう一言付け加えた。
「・・・それに、いろいろ考えて、ベッドの中の君が最高だと改めて分かったんだ。君の妹よりも、いい」