若い男が、妻の太股をゆっくりと愛撫している。
それを見ながら、私は居心地悪く椅子に座っていた。
私たちは近くのレストランでお酒を飲んでいた。
男と妻のスーザンが、楽しげに会話していた。
最近のニュースや、私たちの住む街に起きたたくさんの変化について。
二人は実に気があっているようだ。
妻は、普段は非常に引っ込み思案の女だ。
だから、私は、楽しそうに会話する二人を見て、かなり驚いていた。
控えめな女性。
正直言うと、私が20年前にスーザンと結婚した理由の一つはそれであったのだ。
妻に出会ったのは、実に「まれにみる幸運なこと」と言ってよい。
彼女は子供たちに対しても素晴らしい母親である。
私たちの家庭は、友人たちからも尊敬されるほどの家庭であるのだ。
それは、私自身、自慢にしていることでもある。
加えて、スーザンは、結婚してからずっと貞淑な妻でもあった。
そして、今、妻は、経験してみたいと思っているのである。
この素晴らしくも、節制に満ちた長年の夫婦生活で、やり残した様々な経験を。
私としても、彼女が他の男といるのを見るのを何度も妄想してきていた。
実は、私は、最近、ちょっとした浮気をしていた。
妻にそれを知られたこともあって、済まないという気持ちにもなっていた。
ともかくスーザンは、他の人がうらやむほどの妻である。
この男は、テーブルの下でゆっくりと妻の太股の内側を愛撫している。
30歳代の男。
スーザンが男の足に手を添え、愛撫を返している。
今夜は、とうとう待ちに待った夜になるかも知れない。
そう思っていた。
妻はどのような反応を見せるのだろうか?
楽しむだろうか?
それとも、これで淫らな性欲が消えてしまうのだろうか?
様々な疑問が心をよぎる。
妻が頭を後ろに傾げ、柔らかなよがり声をあげている。
男が次々に与える甘美な愛撫に反応しているのだ。
男は、私の方を見て訊いた。
「モーテルに部屋を借りるべきかな?」
妻の方を見た。
頷いている。
彼女はこの若い男をもっと楽しみたいと思っているのだ。
この男は、実に巧みに妻の欲望を高めていた。
私は、少し、躊躇した。
モーテルに行けば、どうなるかは分かっている。
私は、そうなることを本当に望んでいるのだろうか?
そもそも、私に、行くか行かぬかの選択をする権利があるのだろうか?
最初の疑問に対する答えはイエスであったし、二番目の疑問の答えはノーだった。
もう、ここまで来てしまっている。
そして、妻は求めている。
彼女が考え直さない限り、私たちは後戻りはできない。
私は、妻が踏みとどまるチャンスをもてるように、わざと時間をかけて考えていた。
男の名前はデレック。
デレックはモーテルの予約を取りに先に車で出かけていった。
私たちも、自分たちの車に歩いていく。
妻が私にキスをした。
「あの人と会うのを許してくれて、とても感謝しているわ」
私は驚いていた。
声の調子からすると、彼女は全く躊躇を感じていないのだ。
長年、貞淑な妻として努めてきたことで、他の男性への欲望が募っていたのだろうか。
妻は、後戻りする気はない。
再び私にキスをした。
そして私は運転席に、彼女は助手席にゆっくりと座った。
「本気なんだね?」
私は訊いた。
妻は私の手を取って、ストッキングの上にあてた。
さすり上げるようにして、自分の濡れた部分に導く。
彼女は興奮している。
自分が望むものを知っている。
突然、私は激しく勃起していた。
私の可愛いく美しいブロンドの妻。
これから、彼女があの若者と一緒になるのを見ることになる。
彼は、妻の夢を叶えることができるだろうか。
あるいは、失望させてしまうかも知れない。
その場合は、私が補ってスーザンを楽しませなければならないだろう。
どちらにせよ、妻は、今夜、充分喜びを感じることになる。
私たちはモーテルの駐車場に車を乗り入れた。
デレックが部屋のカギを手にして出てきた。
「404号室だよ」
妻が私に言った。
「私と一緒に歩いて部屋まで行って。
そうすれば誰にも疑われないわ」
部屋のドアに近づくとこう言った。
「一緒に中に入って。
あなたには、座って見ていて欲しいの」
部屋の中に入った。
デレックが、大きなキングサイズのベッドの隣に立っていた。
妻はすぐに彼のところに近寄り、情熱的にキスをした。
妻が、初めての男に対してこれほどあからさまに欲望を募らせている。
私は、驚きながら立ちつくしていた。
目の前で、二人が舌を絡み合わせている。
デレックが、妻の美しい体にゆっくりと両手を這わせている。
優しくドレスを脱がし、可憐な乳首を露わにする。
その乳首に唇をあてながら、彼女の両肩を愛撫している。
妻は、抱かれながら、情熱的なため息をもらしている。
デレックが求めたら、すぐにでも妻は体を開いて彼に自分を差し出すだろう。
今や、妻はデレックのものになっている。
そして、私はただの傍観者だ。
もはや妻は、私の妻ではない。
彼女はデレックの恋人となっているのだ。
デレックの卓越した愛情表現に、彼を喜ばすために自分を差し出す女になっている。
デレックは、ゆっくりとパンティを脱がせていった。
脱がせ終えると、そのパンティを私の足下に放り投げた。
指を陰唇に当て、クリトリスを優しくマッサージする。
妻は局部をマッサージされながら、絶え間なくよがり声を上げていた。
デレックが、彼女を優しくベッドの上に横にさせる。
妻は、両腕をデレックの首に巻き付けながら、ベッドに倒れた。
自分の裸の体に彼を引きつけるようにしている。
デレックは乳房に優しくキスを始め、次に、足、そして太股へと唇を這わせていった。
次第に、妻の興奮が高まる。
やがて、デレックにおねだりする程になる。
「お願い、入れて。
あなたのを私にちょうだい」
だが、デレックは、すぐには挿入しようとしなかった。
デレックは、じっくり時間をかけてするつもりなのが私にも分かった。
今夜一晩中、妻の体を楽しもうとしているだ。
妻にとって、今夜は、長い快楽の夜になるだろう。
デレックは、ゆっくりと舌先を妻の小陰唇に這わせていた。
彼女は、すでに、淫らさに恍惚状態になっている。
椅子に座る私の方など、まったく見向きもしない。
デレックはクリトリスを探り当て、優しく円を描くように舌先で舐めていた。
妻は枕から頭を上げ、左右に振っていた。
彼の舌に陶酔している。
「ああ、凄い。
すごく、いい。
いいの」
デレックの舌で、自分の一番大切な部分を愛撫されながら、妻が叫ぶ。
デレックが、彼女の股間から頭を上げ、私の方を見た。
口のまわりを愛液で濡らしながら、邪悪そうな表情で笑っている。
とうとう、妻の内襞をこの男が楽しもうとしている。
これまで、そこの果実を食べて楽しんできたのは、スーザンの夫である私だけだ。
その事実をデレックは知っている。
彼は一旦ベッドから離れ、私が座る椅子の隣にやってきた。
テーブルの上のコンドームを取りに来たのだ。
すでにペニスは完全に勃起している。
私のより、3センチほど長いように見える。
だが、私を驚かせたのは長さではない。
太さだ。
太さという重要な点では、デレックのは私の二倍ものサイズをしている。
小さな野球バットほどの太さだ。
亀頭部分も大きく、周囲10センチ以上はありそうだ。
ヌウっと包皮から顔を出している。
デレックはコンドームをとりだし、ペニスに装着した。
妻もベッドの上で体の位置を整えていた。
枕をいくつか集めて、頭の下に置いて待っている。
デレックが、妻の両足の間に体を据える。
妻は両足首を掴んで掲げ上げ、彼の肩の上に乗せた。
そして、彼は逸物を容易に挿入していった。
これなのだ。
今、私の妻が、他の男と快楽をむさぼりあっている。
これがそれなのだ。
部屋の中の空気は、この瞬間から一変した。
デレックは、妻の体にしっかりと自分に抱かれた形跡を残そうと心に決めたようだ。
彼女の陰唇が限界まで広げられている。
「私を奪って、デレック」
叫んでいる。
私が知る限り、妻のあの部分がこれほどまでに広げられたのを見たことがない。
デレックのペニスが、妻の愛しい部分にすっかりと埋まってしまっている。
彼は、それからほぼ30分も、激しく妻に打ち込み続けた。
デレックの強力な逸物に、彼女は何度も何度も激しく達していた。
彼がこれほどまでの持続力を持っている事実が私には信じられなかった。
突然、デレックが口を開いた。
「お前の中に、何かあるのを感じるぞ」
妻が、彼を見上げて、言う。
「それだけ、深く入っているのね」
デレックは、あの大きな亀頭で、妻の子宮口を叩いているのだ。
私たちは、これまで20年も一緒に暮らし、子供も3人いる。
だが、私が妻のその部分に触れたことは一度もない。
これからも、そこにペニスで触れることなどできないだろう。
心が痛んだ。
デレックが、急に私の方に顔を向けた。
指図してくる。
「こっちに来いよ。
奥さんの足首を押さえるんだ。
そうすれば、俺も、もう少し奥を探ることができる」
依頼と言うより、命令に近い。
妻は何も言わない。
私がデレックの言うことを聞くのを当然と思っているようだ。
次から次に押し寄せる快感の波に体を洗われるにまかせている。
私はベッド脇にいき、妻の足首を高く掲げた。
これにより、彼女はさらに大きく足を広げる格好になる。
デレックは、ペニスを使って、妻の中の奥深くを探るように動いた。
前後の動きではなく、左右の動きをしている。
いったんペニスを完全に引き抜いては、別の角度で、根元まで埋め込んでいく。
それを左右交互に繰り返して、中を探っている。
肉棒全体が、妻の愛液で被われていた。
さらに、その棒についた愛液が、彼の陰嚢まで流れている。
妻が声をあげた。
「ああ、凄い。
またイキそう」
深々と貫通され、埋め込まれたペニスを支点に、体全体をくねくねとさせる。
急に妻がデレックの顔を引き寄せた。
「私はあなたのものよ。
私を使って、存分に楽しんで。
あなたのおちんちん、大好き」
私は、嫉妬に心を痛めながら、二人から離れ、椅子に戻った。
デレックは、私が与えることができなかった何かを、妻に与えている。
彼女は、私をまだ愛しているのだろうか。
自信が持てない。
妻がこんなに男に淫らに振る舞うのを、私は予想していなかった。
これまで、いつも、実に控えめで、私に忠実な妻だったのに。
私は、興奮から勃起しつつも、みるみる自信を喪失していた。
そして、その私の様子をデレックは見ていた。
妻に問いかけている。
「これまで、一緒に寝た男の数は?」
「夫のジョンとあなただけ」
彼の顔に、ゆっくりを笑みが広がるのが見えた。
彼が何を考えているのか、私には分からなかった。
デレックは、妻の体をベッドの端の方に動かした。
ベッドに縦に寝る形から横に寝る形に変えさせる。
この位置だと、デレックは、妻と交わりながら、椅子に座る私と対面することになる。
妻と交わりつつ、私を見ながらデレックが口を開いた。
「ジョン、こうするとゾクゾクするんじゃないのか?」
そう言って、ペニスからコンドームを引き抜いて見せた。
そして、妻を見下ろす。
「いいわ」
妻が言ったのはそれだけだった。
彼の生のペニスが妻の濡れきった肉穴に滑り込んでいく。
1分ほどし、デレックがまた笑みを浮かべたのを見た。
妻が言う。
「中に出して」
デレックが体を痙攣させ始めた。
妻の中に注ぎ込もうとしている。
妻は手を伸ばして、デレックの玉袋を触った。
一発、二発と、射精の噴射が繰り返される。
その度に、それに合わせて、ミルク搾りをするように、玉袋を握っている。
デレックは、妻のその部分の所有権を、これで確実にしてしまった。
もう、ここから後戻りすることはできない。
これが10年前だったら、妻は確実にデレックの子を身ごもったはずだ。
これで、私たちの生活は永遠に変わることになるだろう。
その後、二人は余韻を楽しみながら抱き合ったままになっていた。
情熱的にデレックにキスをする妻。
デレックがシャワーを浴びに立ち上がった。
妻はベッドの上でだらしなく横たわったままだった。
私の方を振り向きすらしない。
スー彼女には新しい恋人ができたのだ。
デレックは、私を見て、一言、「また今度」とだけ言った。
素早くシャワーを浴び、服を着て、部屋を出ていく。
私は妻の元に近寄った。
まだ、ぐったりと横になったままだ。
股間からだらしなく彼の精液を垂れ流している。
妻の体を愛撫したが、何も言わない。
身も心もすっかりあの男に奪われてしまったのだろうか。
これからもデレックから連絡があるだろう。
妻が何を考えているのか、私には分かる。
おわり