「偶然の出会い」



 

見上げると、そこに男がいた。妻を再び見つめながら。妻を見ると、恥ずかしそうに目をそらす。何があったか、僕は可能性を探索する。

「なんか飲む?」と聞いてみる。

「ああ、ありがとう。ビター・ビールがいいな」と男は言う。

「ここは初めて?見慣れない顔だけど」

「仕事でね。明日発つんだ」と男。

「一緒に飲もう。家内も気にしないから」と誘った。

邪魔はしたくないとかつぶやいていたが、すぐに僕たちのテーブルにやってきた。

「家内のジュリアだ」

「こんにちわ。トーマスです。ご一緒できて嬉しいです」と妻の目を見ながら言う。

男はジュリアの隣に座り、雑談をはじめた。楽しい男で、妻は話をしながらニコニコしていた。男が気に入ったのか。二人を見ていたら、夜はすぐに深けていった。男は粗野な感じが漂うイイ男であった。

パブを出ると、男は遅くなるといけないと、帰ろうとした。どこに泊まってるのかと聞くと、ダーウェントだという。

「じゃあ、家のちょっと先のところだ。一緒に歩いていこう」と僕は言った。

ジュリアをはさんで三人で道を歩くと、彼女が男から距離を取るようにしているのに気づいた。よく見ると、男が妻の手を握ろうとしているのが分った。僕はにやりと笑った。すぐにわかるさ。

家の前に通りかかり、いっぱい飲んでかないかと誘った。今回はためらわずに乗ってきた。僕が飲み物を用意している間、ジュリアはソファで男の隣に座っていた。二人を見ると、ジュリアのスカートが捲れがちになっていて、男にセクシーな足を見せているのが見えた。雑談をしながらも、何度も腕や手が触れ合うようにしている。

そして、二人はキスしていた。僕をすっかり無視して。口を開き、深く長いキスだ。勃起し始めた。その後は、すべてが急速に展開していった。

男は、すばやくジュリアの服を剥ぎ取った。いまや、ストッキングだけの姿で床の上に寝そべっている。おいしそうな体だ。僕の心臓は高鳴り、ペニスも硬さを増していた。

男は服を着たままだ。立ったまま、妻を見下ろし、両足の間の暗い谷間を見つめている。妻は誘うように足を開き、僕はショックで動けなくなる。かわいい。男はその姿を見ながら、ズボンを脱ぎ、見たことがないほど大きなペニスをあらわにする。

男が足の間に入り、大きなペニスを妻の体に当てた時、ジュリアはため息を漏らした。両手で足の間の深い谷間をまさぐる。僕はそれを見ながら本格的に勃起し、自分でペニスを取り出す。ううう。いい感じだ。男のリズムに合わせて手を動かしていた。

ジュリアは逃げようとしていたが、がっちりと押さえつけられていた。妻が身もだえして逃げようとする姿は僕をなお一層興奮させた。それは、妻をおとなしくさせようと押さえつけている男にとっても同じだった。僕は興奮しきっており、それは鉄のように硬くなっている。その瞬間が待てない。男は妻の足を最大に開かせながら、縮れ毛の茂みをゆっくり押し入っている。

濡れていた。濡れきっている。僕はもう持たない。男はゆっくりと侵入している。実にゆっくりと。だが、ついに、力強く押し込んで、根元まで貫通させ、妻をあえがせた。ピストンの動きに入り、次第にスピードを増している。僕も手をそのスピードに合わせるが、今にも爆発しそうだ。男の執拗なピストンに妻は床の上を仰向けのまま動かされていた。男に繰り返し打ち込まれ、妻は小さく叫び声を上げ、ウーンウーンとべそをかくように泣いていた。この男はいつまで続けられるんだ?と思った。僕は本当にぎりぎりで、もはや射精を我慢できない。どうせ、二人は僕のことなんか見ていない。

ジュリアは間断なく小さな泣き声を発てている。男の大きさから痛みがあるのに違いない。が、男はまだ打ち込みを続けている。少しスピードを落とすと、きまって、妻の胸を鷲づかみにし、ジュリアが痛みで叫び声をあげるまで、乳房をもみまくった。そして、再びピストンに戻る。

突然、そのスピードと強さが増してきた。ぐいっぐいっと速さを増し、そして、叫び声と体の痙攣とともに、男はその種子を愛しい妻の体内に放出した。

二人が落ち着きを取り戻し始めたとき、僕は二階のベッドに上がっていた。まだ硬直しきっているペニスを触りながら、妻を待った。

玄関が開き、そして閉まり、階段を上ってくる音が聞こえる。

「いいかい?」

妻は微笑み、私をまたぐようにして立つ。あそこからスペルマが垂れ流れてくるのが見える。もう待てない。痛いくらいだ。

「これまでで最高よ」と言いながら、僕のペニスに体を下ろしてくる。難なく滑るように、ドロドロで、生暖かく、ヌルヌルの穴に収まっていく。「これまでで最高」。