2005年1月29日に浩一様にご投稿いただいた作品です。ありがとうございます。Ashe
「ザ ラストワルツ 3」 作:浩一

 夕暮れ近く、高層ビルの谷間からもれる黄金色の西日に、さっきまでキラキラと輝いていた街路樹。木々の青葉がにわかにかげる黒雲に、モノクローム写真のような趣さえある違った顔を見せていた。浩一の心を映すかのように、暗く渦を巻くような曇間からポツリポツポツと大粒の雨が降り出した。

 すべてが白石の所為だった。浩一に浴びせられた周りの同僚達の冷たい視線。ジェニィーという白人美女とのスワッピングに、妻、貴子を黒人に差し出し抱かせた男として、浩一は親しかった友人にまで、犯罪を犯した異常性愛者のように、石持て追われ会社を辞めた。

 退職への最後の手続きを終えた浩一に、ニヤリと笑う白石が親しげに肩を抱いた。

「よう浩一よ、お前、会社辞めたんだってな。フフフ…お前はいいよな…。あれから金髪のジェニィーちゃんとお前、何発やったんだァ…。俺なんか…お前と貴子のおかげでよ、和恵と別れるハメになっちまって、女と遊ぶ金もねえ…。浩一よ、お前にゃ礼を言うぜ。ホラよ、勝手に借りてた貴子のビデオだ。返すぜ…!。常務やお前んとこの課長なんか、貴子と黒ん坊のよぉ…中出しの本番を感激して見てたぜ…。オイ聞いてるのかよ浩一!」

浩一は白石の腕を振り切り、早足で会社を出た。ひとしずくの雨が振り返った浩一の頬を濡らした。

 ザァーという突然の雨足に、浩一は小走りに近くの小さな雑居ビルの、馴染みの喫茶店のひさしに身体を寄せて雨を避けた。手で滴を払いながら、ガラス越しに店内に目をやった。一瞬息が止まった。あの白石の妻だった和恵が、ガラスの向こうで浩一を見つめていた。突然の再会に一瞬の迷い。浩一は開くガラス扉の中に入っていった。

 目の前に座る和恵は半年とすこし前、白石と式を挙げた頃より化粧も濃くなり、その清楚だった美しさも光の加減か、浩一には妖艶な女に見えた。半年ほどの間で和恵は、あの頃とは明らかに印象を変えた。うつむき加減で見上げるように浩一を見詰めた。和恵の瞳が、妖しく潤んで見えた。

「浩一さん、今日が会社、最後だと聞いていました。会えるかも知れないって、あの頃のいつもの席でずっと待ってました。わたし、浩一さんに申し訳なくて…すべてがあの人のせいなんですね…。さっきも電話の向こうで…大原さん、浩一君に悪いこと言ったって…浩一君に謝って欲しいって…!わたし、白石と別れました…!」 和恵は悪いのは自分のせいだというように、申し訳なさそうに浩一に言った。

「あの人は、浩一さんの中傷を自慢げに話しました。その時はもう冷めてました。何故こんな男のために雅美に怪我をさせたんだろうって涙が出ました。あの人から聞いたのです。貴子はあの人の愛人で、あの社内旅行の晩、わたしを襲うようにあの人をそそのかしたのは貴子です。浩一さん、貴子はあなたには相応しくない女です…!わたしは貴子よりずっと、浩一さんのこと…好きだった…!」

一瞬、息が止まった。浩一をドキリとさせる突然の和恵の告白だった。

 和恵は思いの丈をぶつけたのか、ひとつぶの涙を流した。和恵は人目もはばからず、流れ落ちる涙を拭こうともせず、じっと浩一を見つめていた。

「藤田さん、貴子のこと…そんなに悪く言わないでください…。僕の妻で今でも愛してるつもりです。貴子が白石さんの愛人だったってこと、貴子が前に話してくれました。藤田さんのことは知りませんでした。僕から謝ります許して下さい。どうか泣かないで下さい」 浩一には精一杯の慰めを和恵に言った。そのつもりだった。

 和恵はため息を吐き、浩一から目線を外し、激しい雨脚が打ち付けるガラス窓を見ていた。淋しげに涙を浮かべた横顔で和恵は話しだした。

「浩一さんは、貴子に傷つけられた女よりも…やはり貴子にはやさしい…!。キズ物の女は、やっぱり相手もして貰えないんですね…」

「和ちゃん、それは違う…!」

「だったら…浩一さん、わたしを和恵って呼んで、わたしを抱いて下さい。お願い!わたしと付き合って下さい…!」

浩一を見上げ、情熱的に見つめる和恵の瞳。どうしたらいいのか分からなかった。ただ浩一には、向かい合う席でなくテーブルも無かったら、きっと和恵を抱いていたと思った。

 貴子は今日、ボブと会いに行った。友人とのただの遊びなんだ。浩一には、そう思わなきゃ自分の心が保たない。今頃、ホテルの部屋で二人は抱き合っているかも知れない。そう考えると苦しくて、和恵を抱くことが出来たなら貴子のことを少しは忘れることが出来る。でも和恵を抱いてしまえば…浩一には後悔するのが分かっていた。

 雨上がりの街を和恵と並んで歩いた。駅へと続く歩道橋の隅で、もたれ掛かるようにして和恵の手が浩一の腕をとった。組む腕が和恵の胸に触れ、浩一はその柔らかな大きさにドキリとした。ルーズネックに隠れていたが、そのままそうしていたい豊かな乳房だった。

「浩一さんお願い、このまま…」

訴えるように浩一を見る眼差し。人の目から隠れたわずかな隙に和恵が抱きついてきた。貴子と違った甘い香水、女の香り、浩一も思わず和恵を抱いていた。和恵の唇が浩一の唇と重なった。わずかな時間で抱いていた和恵を、ゆっくりと突き放すように手で引き離してた。

「和ちゃんダメ…!このままじゃきっと後悔するよ…!」

「いゃぁ……!お願い!」

「…………!」

 和恵の積極さに浩一は、また会う約束をしてしまっていた。運命的な出会いなのか、次に会えば和恵と……貴子を裏切ったようで、浩一は心が重かった。


 和恵はその一週間を弾む心で過ごした。何をしていても浩一の顔が浮かんで笑みがもれた。父親にまで「和恵のそんな笑顔も久しぶりに見たよ」と、言われた。

「お父様、和恵には好きな人がいるの、一度はあきらめた人だけど先日逢ってきた。お父様も知っている人、あの浩一さんなの」

「えっ、浩一?ああ、あの内田君か…。彼は確か…、あの男と…悪いうわさのあった、あのお嬢ちゃんと…結婚し…」

「お父様!言わないで…!貴子のことは、今も恨んでる。だますようにあの男に…」 「和恵こそ、もう言わんでくれ…父親として申し訳なく思ってるんだ」

 あの頃、たった一人の娘が、好きで好きでたまらないと言っていた。あの浩一という男。親の目から見て、とても頼りない男に見え娘には強く反対した。あの白石という男さえいなければ、娘はもっと幸せになれたはずだった。せめてあの浩一という男を早く、和恵の婿にしていたならばと悔やまれた。

「お父様、和恵は浩一さんを、きっと貴子から奪ってみせる…!」

和恵の父親は思わず娘の顔を見た。たとえ相手が結婚している男でもと、思い詰めた顔だった。

「もう今度こそあきらめないわ!」

和恵の父親は、一人娘の激しい意志に圧倒された思いだった。父親として、なんとしても娘の願いを叶えてやりたいと思った。

「和恵!お父さんはどんなことをしても、お前と浩一君を一緒にさせてやる。約束だ…!」

「うれしい…!お父様、約束よ…!」


 和恵は、浩一と再会を約束した日。早めに家を出て、ジェニィーという女性に会いに行った。日時も都合がよいし、指定された場所もちょうど浩一と会う近くのホテルなので、今日の日に会うことにしていた。

 ジェニィーに案内され、和恵はその部屋に入った。すぐに普通のホテルのスイートとは違った感じがした。そうだこの匂いだ。父親の寝室からも何度かしたこの香水の匂い。父親の愛人がベッドに残していたシャネルの香りだ。まさか、この美貌の白人女性が父親の愛人…。和恵はうちの父親もやるものだと思って、少しうれしくなった。

 ジェニィーは和恵をソファーに腰掛けさせた。少し離れたボードの前で、氷を入れた2つのタンブラーに、18年のグレンフィディクをトクトクと注ぎながら、和恵という突然現れた女を値踏みしていた。家柄が良くて金もある。ある意味、浩一を巡る最大のライバルになるかも知れない女だ。おまけに和恵は、あの藤田という狸親父からは、想像も出来ないくらい良いプロポーションで、女から見ても気品のある妖艶さが分かった。

「何、緊張してるの。カズエ、あなたも飲めるんでしょう」

 和恵は短時間の面接のような気分でジェニィーに会いに来ていた。父親が出資し、ジェニィーが経営する新しい会社で和恵も働くことになっていた。この後、浩一と会う大事な約束があったし、和恵は長くなりそうな気配で気が引けた。

「ジェニィーさん、でも話したとおり今日は人と会う約束が…」

「フフフ…分かってるわ…そう…コウイチと会うんでしょ」

妖しげな笑みを浮かべたジェニィーは、カラカラと水割りをつくって和恵の前に差し出した。

 和恵はジェニィーが浩一のことを知っているのに唖然として、二重まぶたの優美な目を丸く見開いた。

「フフフ…カズエ、そんなに大きな目をしなくてもいいわよ、今日はその事でも寄ってもらったの。さあ腰掛けて、夜はこれからよ…ねえコウイチとはどこで逢うの…?」

「海岸通りの…公園横。ホテルのロビーで6時半です」

和恵は浩一のことをまるで自分の物のように話す、美貌の白人女性ジェニィーに、いやな予感がして不機嫌に答えていた。

「じゃぁ…あなたがコウイチとすごす時間はたっぷりとあるわ。ほら窓の外はきれいな夕景でしょ」

大きな窓に掛かる豪華なカーテンがサーッと音を立て開いた。落日前の西日がジェニィーを照らし、紅色の透き通るようなロングドレスを燃やすように輝かせていた。

「さあ飲んで、コウイチにはわたしから話しておくわ」

「ジェニィーさん…!失礼ですが、浩一さんとはどんな関係なんですか…!?」

唇をグッと閉じ、不審に満ちた和恵の目がジェニィーを見ていた。

「フフフ…飲めば話して上げるわ……」 和恵は、ためらいながらもグラスを口にした。 「ああ、このお酒…美味しい…」

「そうね…スペイサイドじゃ有名ね、さあグッと飲んで、残り香を鼻に抜くように匂いを嗅ぐのよ…」

和恵は言われるままククっとグラスをあけた。

「わかるかな…この甘い上品な香りは、そう…淡いコウイチの肌の匂いかな……」

「浩一さんの肌の匂い…?」

「フフフ…あなたは、あの男から聞いてるはずよ、コウイチが抱いた白人女って」

「はあっ!、じゃあ…!」

和恵はジェニィーを見た。白石に聞いていた。目の前にいるジェニィーという女が、浩一が抱いたあの白人女だって…!。

「あなたコウイチのこと、お父様にお話したそうね…お父様は可愛い一人娘のために、わたしとコウイチが始める会社に出資し、あなたもそこで働く…フフフ…上手くできてるでしょ…」

「えっ…!浩一さんと一緒に働ける?」

和恵は一瞬ポカンとしていた。出しなに父親が訳あり顔をしていたのを思い出した。 『どういうことなのこれは…』 和恵は心の整理が出来ずにいた。

「そう…!タカコさえ邪魔をしなければ、あなたはコウイチと毎日のように会えるわ。あなたはコウイチが好き…?。わたしならタカコなんかに負けたくはないわね。今度はストレート、チェイサーは無し…!。カズエ、コウイチのこと…フフフ…もっと知りたくない」

クリスタル製のショットグラスになみなみと注がれた琥珀の酒を和恵に持たせた。

「あなたもタカコに負けたくはないわねぇ…」

「わたし、ジェニィーさんにも、貴子にも負けたくありません」

和恵は一気に飲んだ。ノドを柔らかく掻くような渇きに息が弾んだ。ジェニィーは和恵を抱くように横に腰掛けた。

「フフフ…わたしとコウイチは、そう男と女のたわむれね…カズエ、あなたもそうなの…違うわね」

「はい!わたしの方が、ジェニィーさんや貴子より、きっと浩一さんを愛してると思います。もう二度とあきらめたくはないんです」

「わかるわ…あなたの気持ち…。あなたを応援したいの、あのバカ女よりあなたの方がコウイチには相応しいと思うわ…でもコウイチはタカコの虜…あなたもこのままなら、ただの負け犬ね」

「負け犬……!」

負け犬という言葉が、和恵の心を曇らせた。この前逢った時、浩一が見せた貴子への思いと、突き放すような自分への態度が思い出された。

「そう負け犬、フフフ…このままならね…。お金持ちのあなたが、いくら高級ブランドで着飾っても、肌を露出させた魅力的なドレスで迫っても、コウイチは興味も示さない。あなたはきっと…あのバカ女に負けるわ。コウイチの気を引くものは、今のあなたにはないもの…」

「ジェニィーさん、わたしにないものって…!それは何ですか…!?」

「フフ…それは妖しいくらいの女のセクシーな魅力よ…」

「セクシーな魅力…?」

「そう、こちらに来てみて…教えて上げるわ……」

ジェニィーは立ち上がり、手を引くように和恵をベッドサイドの鏡の前に立たせた。白いスーツの上着を脱がせスカートのファスナーに手を掛けた。

「まっ、待ってジェニィーさん」

和恵はジェニィーの手を押さえるように手を重ねた。

「もうカズエ…!あなたタカコに負けたくはないんでしょ!コウイチの気を引きたいんでしょう…だったらまかせること…じゃ〜自分で服を脱ぎなさい!」

 さっきのウイスキーで和恵は身も心も火照っていた。毅然としたジェニィーの声に逆らえない何かを感じた和恵は脱いでいった。この日のために用意した浩一に見せるための、高価な白いシルクの下着姿になった。ためらいながら背に手を伸ばしブラジャーにまで手を掛けても、ジェニィーの目は許してくれない。和恵は真新しい白いブラジャーを外した。明らかに豊胸手術したと分かる、丸く大きく盛り上がった乳房に小さな乳輪と乳首があった。最後、和恵はパンティ1枚を残したところで手が止まり震えた。

 見ているだけでジェニィーには分かった。薄いシルクの布を通して見えるはずの恥毛がなく少女のような溝をうっすらと写しだしていた。

「どうしたのカズエ…!」

「ジェニィーさん、もうこれ以上は…」

「フフフ…恥ずかしいの、あなたがコウイチの前で脱がないのならそれもいい…!それがあの男の趣味だものわかるわ。さあ、お脱ぎなさいカズエ!」

和恵はジェニィーに言われるままパンティを脱いだ。恥ずかしさに身体をよじらせうつむいた。

「カズエ…安心していいわぁ…コウイチもシェービングプッシーが好きだから、全然ないのもとてもきれいよ…」

 ジェニィーも紅いロングドレスを落とすように脱いだ。下着も着けない全裸だった。鏡の前で和恵と並び立ち、和恵の手を取り腰を抱かせ、一方の手で肩を抱くようにしてベッドの縁に腰掛けさせた。

「カズエ…コウイチのキスは女の身をとろけさせるわ。甘くせつなくノドをとおるスコットランドのオールドウイスキーのように…」

妖しげな紅いルージュの唇、ジェニィーは人差し指の先をなめ、指は和恵の唇に…指は滑るようにカズエの長い髪をかき上げ、耳元から毛先の生え際を首筋へと這い。そして腕がカズエを引き寄せ抱いた。

「カズエ…コウイチの唇が耳元に這ってくる。息が耳をくすぐる、あなたも感じるでしょう。コウイチの腕があなたをやさしく抱くわ…愛する男の手が、指が、太股を奥にすべるわ」

ジェニィーの手が太股から撫でるように無毛の丘に伸びる。紅いマニキュアの白い指が、蜘蛛のように和恵の女の部分で蠢めいた。

「ああぁ、ジェニィーさん」

和恵の顔がほんのりと朱を差すように赤らんで、ジェニィーの指の動きに合わせるように和恵のヒザが開いて行く。ジェニィーの身体に押されるように和恵はベッドに崩れ、ジェニィーの唇が和恵の唇に重なり、和恵は甘美な女の舌の侵入を許していた。

 しばらく忘れようとしていた人肌の温もり、白石を嫌悪し、閉じこめていた和恵の女の性が、ジェニィーの手管で目覚めた。舌を絡め合う女同士のフレンチキスに、上になったジェニィーの口から流れ出た唾液が、抱き合う二人の重なる乳房に垂れた。ジェニィーの唇が和恵の唇から離れ、首筋から胸元になめ下る。ナメクジの這い後のように唾液で濡れた丸く盛り上がるマシュマロのような乳房をジェニィーの唇が吸い、小さな乳首を丸めた舌が周りから擦りなめた。

「カズエ、男はみんな、あなたの大きくした丸く柔らかい乳房を気に入るわ…。フフフフ…それにねぇコウイチは絶対気がつかないわよ…!」 和恵の身体がビクンと緊張した。

「ジェニィーさん…!」

「そう、カズエはあの男の好みの女になろうとしたのね。乳房を豊満にする手術し、アンダーヘヤーは永久脱毛したのね。ただあの男は、女や金にだらしのない男だった。それだけのこと…。すぐに忘れるわ…さあ脚を緩めて…!」

ジェニィーの指が和恵の太股から裸の肉唇に触れ肉襞を撫でる。和恵の息が弾んだ。

「はぁ…はあ…はあ……ああっダメぇ…!」

自分の指で慰めていた女淫を、ジェニィーの指が蠢いた。開いた指が両側の淫唇を嬲り、ピンと小さく突き立てた肉芽を挟むように肉襞を刺激した。

「ああぁ…ううぅっ…」

和恵は声を漏らし、乳房に吸い付くジェニィーの柔らかい髪の頭を抱きしめていた。

 ジェニィーの指が濡れた和恵の中に潜っていく。

「あうっ…ううぅ……ぅん…ううぅぅん……」

のけぞるように身体を反らせ、声を押し殺した和恵の濡れ光る秘肉がジェニィーの二本の指を締め付けた。

「フフフ…えらいわカズエ、あなた、ずっと男を我慢してたのね。女の私でいいの、それともやっぱり男が欲しいぃ…」

和恵の胸で顔を上げたジェニィーは、妖しげに問いかける。和恵は唇を震わせ何かを耐えていた。ジェニィーの2本指は肉の入り口を擦り続け、親指はクネクネと淫茎を弄る。

「カズエ、固いの入れて欲しいの…なめるだけでいいの…どお…」

「ああぁ、ジェニィーさんいっぱいなめて、ああぁ…和恵のオマンコに、固い大きなオチンチンを下さいませ」

「そおっ、フフフフ…カズエはオチンチンがほしいのねぇ…」

 勝ち誇るようにジェニィーの舌が唇が、和恵の淫唇から肉襞を舐め回した。舌を尖らせ肉芽の周りをペロペロペロと、紅いマニキュアの指先で固くなったピンクの芽を剥きだしジェニィーはなめた。和恵は上半身を反り返えらせ、両の手は男を捕まえようと空を悶えた。

 ジェニィーは合図をするように携帯をワンギリし、枕元の引き出しから5センチはある巨太さのバイブを取り出した。胴にぐるりと真珠を巻いた、長さ30センチはある1本物のバイブレータだ。スイッチを入れるとビビビビィと音を立て、強烈に振動するバイブの、男に似せて造らせた先端の膨らみを、男を求める和恵の肉口に差し入れた。

「ああああぁ…ああぅ…ああぅ…ああぁっ……」

和恵が悶え大声を上げ身を反らせた。独り身に耐えていた和恵の肉体がとろけるようなエクスタシーに震えていた。激しく振動する巨大なバイブレーターがヒクヒクと吸い込まれ、和恵の女の中に20センチは潜った。顔を反らせ、無毛の肉穴に埋まりビィビィビィと音をくもらせ振動する。男に似せた人造物とジェニィーの手をはさみつけるように、和恵の脚がつっぱっていた。

「ああぁ…ああうおっ…ああうおっ…ああぅっ…ああぁぅん……ああぁぅん……」

「ウフフフ…いい声で泣くものねぇ」

ジェニィーの手で前後に動く巨太い人造物に、和恵は呻き泣くような絶頂の声を上げていた。

「フフフ…カズエも大きなのが好きなのね、いっぱいあげるわ…!黒くてあの男に負けないくらいのをねぇ…」

 ドアがカチャリと小さく開いた音がした。口元に笑みを浮かべ、ジェニィーの目が妖しく輝いた。

「フフフフ…今夜は和恵にとって忘れられない夜にしてあげるわね。ほら男達がこの部屋に来たわ…」

『フン…育ちは良くても、さすがあの男に仕込まれた女だ。これならあの手慣れた黒人達に抱かせれば浩一のことなどすぐに忘れる。こんな女に、わたしの浩一を抱かせるもんか!』 ジェニィーは妖しげな微笑みを見せた。

 男達には、部屋中に響いていたジェニィーの妖しげな笑い声と和恵の乱れた大きな喘ぎ声が聞こえていた。ニヤリと笑い顔を見合わせる男達。部屋に入ってきたのは二人のガッシリとした体躯の若い黒人だった。

 男達は当たり前のようにベッドサイドで服を脱ぎ全裸になった。一人がジェニィーのそばに来て半立ちの真っ黒な一物を握り、ニヤリと笑いジェニィーの前に立った。身体をひねりジェニィーは、男の黒ペニスを喰わえた。男の扱きとジェニィーの口の動きで、男の物は見る間に30センチほどの長さに成長して、そそり立った。

 男はジェニィーと交代し、和恵に埋まるバイブを握り、和恵の脚を片方の手で持ち上げ、女の股間に割り込むように入って行った。黒人男は手慣れたもので和恵の脚を抱えバイブを抜くと、そのバイブの太さにも負けない、そそり立つ真っ黒なペニスを和恵の中にズブリと差し込んだ。もう一人がベッドの和恵の胸に顔を近づけまあるく盛り上がる白い乳房を吸った。

「ああっ!ダメぇ!」

 和恵は自分の中を動く男の物の感覚に気がついた。動こうとしても脚をガッシリと持たれ、顔を上げた目の前には巨体の黒人が自分の乳房を、チュルチュルと音を立ててなめ吸っていた。

「やめて!ジェニィーさん、イヤァ…!」 和恵の目が哀願するように横に座るジェニィーを見た。

「フフフフ…カズエ、あなたが欲しいと言った男よ…!もう奮い立つ黒チンポは、カズエの中に入って動いてるわ。あなたなら、そのおチンポの大きさも分かるでしょ。あの男のより太くて長いわよぉ…フフフフフ…どう気持ち良くって…!。」

 女の中を動く男のもたらす快感に、和恵は歯を食いしばるように耐えた。もう少しで浩一に会えるのに、もう少しで浩一と抱き合えるはずだったのに…。下半身を突き上げる快感に、乳房をなめねぶる、もう一人の黒人男を和恵の手は抱いていた。

「フフフフ…この子達はあたしのオモチャ、パイプカットもしてあるし病気もないわ。カズエに私からの就職のプレゼントよ…!アル、もっときつく打ち込んであげて…!」

若い黒人男はニヤリと笑い、カズエの腰を持ち深く早く打ち込んだ。

「ああぁ…いやあ…浩一さん…ああっ…ああぁ…ああっ…」

上半身の男もベチャベチャと乳房から、女の性感帯を和恵の襟足から首筋を長い舌でなめていた。黒人男に突き上げられすぐに和恵が声を漏らし感じてきたのが、ジェニィーの目にも分かった。

「カズエ、黒人のオチンチンてどう…あら、ウフフフ…もう感じてるの…はしたない女ねぇ…アル…!この女からあなたのコックを抜いて…!」

アルと呼ばれた黒人男が、濡れ光る真っ黒の一物を和恵の中から引き抜いた。

「ああっ、ダメ…いやぁ、抜いちゃダメぇ…!」

「フフフ…おかしなカズエね…!じゃ…どうして欲しいのかアルに教えてあげて」

ジェニィーは男と女の向き合った股間に手を伸ばし、アルの真っ黒な一物を握り、和恵の淫唇にこすりつけ和恵を焦らすように嬲った。

「コウイチには言わないわ。あなたと私の秘密よ…さあどうして欲しいの」

「ああん、わたしの中に…そのオチンチンを入れてくださいませ」

「あら、さっきはちゃんと言えたのに、カズエは男としたくないの」

ジェニィーはアルの背中を押すようにした。黒人男の尻が一つ軽く前に動くと紅黒い亀頭の膨らみが和恵の肉に潜った。

「あぁっ…ああぅ…あぁジェニィーさん、したい…したいのぉ…。和恵のオマンコに、その人の真っ黒いおチンポを入れてくださいませ」

「そおぅ…よく言えたわね…フフフ…。アル、やっちゃって!」

黒人男が動き出した。上半身の男が和恵の唇を吸う、和恵も男に応えるように舌を絡ませていた。くもぐった女の絶頂の声が、黒い背中を抱く女の白い手が、饗宴の始まりを告げていた。

 さっきから和恵は、二人の黒人男の手管に淫乱女のように卑猥な言葉を喚いていた。シャワーで和恵の匂いを流すジェニィーに疎ましくその声が聞こえていた。

『なに、おチンポが和恵の中に…和恵のオマンコが気持ちいいだって、フン、真っ黒のおチンポがどうしたって…!少し静かなのは男の物を喰わえている時だけ…。さすが、あのウタマロ男に仕込まれた淫乱女だ…!』

こんな女がたとえわずかな間でも、よく男を我慢出来たものだとジェニィーは思った。

 和恵は鏡に映る自分を見ていた。トロンとした目で見ていた。寝ころぶ黒人男の股間に顔を埋め、ホグホグと大きな黒肉の膨らみを口にする女。尻を突き上げた後ろから、もう一人の黒人男に腰をもたれ、打ち据えられてパンパンと音を立て、白い肉がプルプル鏡の中で揺れていた。

 黒人男の性に悶える女。鏡で見ているだけでも高ぶる、自分の白い肌と男の黒い肌のコントラスト。恍惚のひととき。肉塊をなめるのも忘れ、また鏡を見ていた。目の前で手で握っていた肉棒の、紅黒い膨らみがもっとなめろというようにヒクヒクと引くついた。柔らかい黒肉に唇を当て、ホグリとなめ飲みするとひとりでに口が大きく開く。口の中の大きな肉の塊。後ろから打ち込まれる太肉の気持ちのよさに、鏡の中の和恵は悶えていた。あぁ…来る。また来る、来たぁ、 「ああぅ…ああぁぅ…いいわ…いいわぁ…和恵のオマンコ……」 また和恵は真っ白になって行った。

 ベッドサイドの大きな鏡の前でジェニィーは乱れた髪を整え、化粧を念入りにしていた。鏡に映る和恵の喘ぎ声の中、鼻歌交じりに男達を魅了する黒い下着を着け、あでやかなドレス姿を鏡に写していた。

「フフフ…そう、それでいいのよ、きっとコウイチに抱かれても、あなたの口は卑猥な言葉をしゃべりだすわ。コウイチさんの、おチンポをカズエのオマンコに入れってって…」

ジェニィーは和恵の耳元で話しかけていた。

「フフフ…少し遅くなったけど、あなたの代わりのコウイチに抱かれてくるわねぇ…」

「ああぁ…やめてぇ…!ジェニィーさんイヤぁ…!」


つづく
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