2004年8月29日に和男様にご投稿いただいた作品です。ありがとうございます。Ashe
「SATOMI 11」 作:和男
「騙されたって・・・誰に?」
「おかしいって思ったんだ・・・あいつ・・・はじめから会社なんてなかったんだよ。
私みたいな女、何人もかこってて、・・・働かせていたんだよ。結婚ちらつかせて。
週刊誌やテレビでよく見るのにね。そんなのありえないって思ってた。
自分はバカじゃない。騙されないって。でも自分のことだと盲目になっちゃうんだね」
「赤垣さんのこと!?」
聡美の話によれば、赤垣はぶっちゃけていうと結婚詐欺だったらしいです。
出逢いサイトで女を引っかけてはうまく騙して、貯金を貢がせたり
グルである風俗のオーナーが経営してるいろんな店に振り分け、
自分のために稼がせていたのでした。
聡美も結婚資金にするはずだったわずかの蓄えもとられたあげくに
例の店で働かされていたのでした。
ところがその騙した女の一人に結婚詐欺で訴えられ、赤垣は逮捕されました。
「今、どうしてるの?」
「・・・店やめて・・・島田くんのアパートにいるの。ここ1ヶ月くらい。
でも・・・飽きちゃったのかなあ。。風俗まで落ちた女だし。
元々一緒になる気なんてなかったんだよね。
前はね。私を抱いてるときなんかいっつも君を連れ去りたいなんてキザなこと
いってたくせして・・・最近はもう和男のとこに帰れって。
やっぱ、かっちゃんのいうようにひどい男だったかも。
男って遊ぶのは風俗女でも・・・
結婚するのはちゃんとした女なのかなあ・・。」
「帰ってきていいよ」
「・・・・できないよ。今更かっちゃんのとこなんか。
私かっちゃんにひどいことばっかしてたもんね。かっちゃんが嫌いな島田君とも
何度も寝ちゃったんだよ・・。昨日もね、かっちゃんのとこ帰れって怒鳴るから
私、、イヤ捨てないでって、すがりついてキスして、おちんちんしゃぶりまくって
上から彼を襲ったの・・・。体で引き止めようとしたの。
勃起したくせに・・・また私の中で射精したくせに・・・
だからおまえは便所女なんだよっていわれちゃった・・。そんな最低の女なんだよ。」
「じゃあ、なんで電話したの?」
「・・・」
「いいんだよ。ぼくは聡美がほしいよ。今でも聡美のこと思ってオナニーしてるんだよ」
「かっちゃんのH!まだ私のこと思ってくれてたの。
いいの?帰っても。またかっちゃんと一緒に暮らしてもいいの?
こんな調子いい女でいいの?精液臭い汚い便所女でもいいの?」
「すぐ帰っておいで。ぼくが便所掃除してあげる」
「わ〜〜ん。ひどい。かっちゃんまで。うん。行く。すぐ行く!
最初からかっちゃんのとこ行けばよかった。」
「あ。でも一つ条件。」
「・・・なに?」
「今みたいに泣いてる聡美はやだ。ただいまあって明るく帰ってくるんだよ」
「うん。笑って、ただいまあって言う!そしてかっちゃんにいっぱい抱きつくよ。
ううん。違うね。みんなの便所になっちゃったおまんこ、
これでもかっていうくらいぴっかぴかに掃除させてあげるからね。」
「待ってる」
もうすぐ聡美がかえってくる。汚れた女でもいい。
いや、ぼくは汚れた女こそ好きだったんじゃないのか。
聡美が便所になったんなら、ぼくが綺麗にしてあげよう。
もう一度やり直せる。今度はすぐ籍を入れてしまおう。結婚しよう。
もう二度と離さない。
しかし・・・・夜になっても・・・次の日になっても聡美は帰ってきませんでした。
つづく
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