2004年8月29日に和男様にご投稿いただいた作品です。ありがとうございます。Ashe
「SATOMI 10」 作:和男

そういえば聡美とはラブホテルにも行ったことはありませんでした。
聡美がそんないやらしいとこと毛嫌いしていたからです。
それが今は初めて二人きりでラブホテルにいます。
いや・・・赤垣さんともう何回も行ってたんだっけ。

ぼくたちはしばらくの間、なにも話さず無言でいました。
そのうち聡美が、「ちょっと電話する。クラブにかけないと心配するから」と
携帯をかけました。
「ひとみです。今入りました。はい。延長はなしですね。はい」
・・・・・・・・・・・
「君がひとみだったのか・・。」
「なんでわかったの?ああ・・・島田君?口止めしといたのに、おしゃべりよね、あいつ」
「なんでだよ・・・なんでこんなことしてるんだよ!赤垣さんとはどうなったんだよ!
別れたのか?」
ああ・・・そうか・・・赤垣さんにふられて、一人どうしていいかわからず、
安っぽいエロ小説みたいに聡美は風俗に?しかし聡美の答えは意外なものでした。

「煙草吸っていいかな。」
「煙草・・き・・・嫌いじゃなかったの?聡美。。。人の煙もいやだって」
「私・・もうひとみなんだけど」と聡美は冷たく笑いました。
そして慣れた手で煙草に火をつけると、ふうと大きく一服してから
告白しはじめたのです。

「赤垣さんとは別れてないよ。」
「ならどうして・・・。」
「彼ね・・・彼の会社、ダメになりそうなんだ。彼・・・今まで挫折したことないから
なんか人変わったみたく飲んだくれてる(笑)」
「笑い事じゃないだろ!それがなんで君がこんなとこで働くのと関係あるんだ」
「だって・・・少しでも助けてあげたいもの。まだ赤垣さんを愛してるもん。今までの
パートじゃどうしようもないもん!
赤垣さん・・・はじめて泣きながら頼んできたの。
俺の高校の友人が、風俗経営してるって。そいつから金借りようと思う。
悪いやつじゃないから、聡美が少しの間働いてくれないかって。」
「借りたって・・・いくら・・・」
「2000万。」
「2000?!それじゃ・・・売られた女郎じゃないかよ」
「そうかも・・。でもいいの。赤垣さんのためだしね。
それに・・・私・・・やってみたら案外合ってるんだなあってわかった(笑)
最初はドキドキだったけど。嫌な客もいないわけじゃないけど。
この格好びっくりした?化粧とか。これね実は赤垣さんの好みっていうのかな。
どう?」
「聡美じゃないよ・・・。趣味悪いよ。」
「そう・・・よかったあ!赤垣さんがね、普通の化粧だと、聡美は可愛いから
客にマジになられてストーカーされたら困るっていうから。
赤垣さんはこんなケバイの好きなんだって。」
「ほんとに娼婦みたいだ・・いやだよ・・こんなの。」

「だって娼婦だもん。」
聡美はハッキリとそういいました。

「で・・・どうする?やる?やらなくてもお金はもらうよ」
「し・・・島田とはやったのか」
「うん。やったよ。てゆ〜か、彼常連さんだよ。いつも聡美・・・じゃない
ひとみちゃん専用。」
「昨日・・・エツコさんという女の子が、君は本番もやってるって・・」
「うん。やってる・・。でも常連さんだけ。警察やばいから」
「誰でも・・・誰でもやるような女になっちゃったのかよ!」
「誰でもじゃないよ。ちゃんと聡美を高いお金で買ってくれる人だけ。
島田君は別だけどね。彼、金持ちとはいえないけど、同期生だし。
すごく上手だし。アソコも立派だし(笑)」

もうだめだ・・・ここにいる女は聡美じゃない。聡美のかけらもない
ただのイカレタ汚らしい売春婦だ。
なんで・・・なんでこうなってしまったのか。
あの日・・・ぼくが島田のことで、変な行為をしなければ・・・
ケンカしなければ、今ごろは聡美と結婚して・・・。

「あれ?泣いてるん?どうしたの?かっちゃんらしくないなあ。
聡美は幸せだよ。かっちゃんももう新しい女作りなよ。
こんなとこで遊んでないでさあ。出してあげるね。久々に。
仰向けになって・・・」と聡美はぼくにキスをしてきました。
「どう?久々のナマキス・・・。うちディープキスサービスもありなんだ。」
「どんな客でもしてるの?」
「うん・・・ほらこうやって舌からませて・・・聡美うまくなったでしょ。
やっぱりいろんな男とやらないとうまくならないね。
こうやって・・・意識して唾液飲んであげると喜ぶの。」
聡美はぼくの舌をぴちゃぴちゃなめながら、ぼくの股間をなではじめました。

「まだ出しちゃだめだよ。もっとびっくりさせてあげるから。」
聡美は慣れた手つきでズボンのジッパーをおろし、ペニスをとりだし、くわえました。

「ナマで・・・ナマでこうやってくわえてるの?」
「そうだよ・・・。常連さんにはシャワーいかないうちに、恋人同志みたく。どう?」
エツコさんのフェラは聡美よりうまいと思ったのですが、
聡美はそれより遥かにうまくなっていました。
「フェラもうまくなったでしょ。何十本もくわえてれば誰でもうまくなるかな。
あ。すごい。ビンビン。嬉しい。
包茎の皮がつっちゃって痛そう(笑)かっちゃん、前みたく責めてあげよっか。」

聡美は全裸になりました。所々に内出血のような痕が。
「キスマークだよ。前のお客さんがつけちゃったのよ。
ほら。かっちゃん。同じとこにキスして。そうそう、いい子だね。
ほら、ここにもあるね。内また。顔付けて。こんなとこも吸われたんだよ。
どう?他の男がつけたキスマークに間接キスするのって。
ドキドキするでしょ〜。
そのまま・・・まんこいってみて。匂いかいで。どう?前と違う?
私・・・あれから・・・そうだなあ・・・50人はやったと思う。
本番じゃないなら数えきれないくらい
いっぱ〜い、ちんぽくわえちゃった。
おまんこも変わったよね。前よりHな匂いする?やらないとわかんない?
でも本番は私高いよ。あ。かっちゃんは本番より、こういうのが好きなんだよね」

聡美はいきなり、ぼくを仰向けにしておまんこを押し付けてきました。
ああ。どんなに何度この光景を思い浮かべたことか。昔と同じだ。いや、違う。
もうぼくのものじゃない・・・赤垣さんだけのものでもない、
嫌いな島田ともやりまくった・・・いや・・・もう何十本ものペニスが
出入りした精子まみれの売女のおまんこになっちゃったんだ。

なのに驚いたことに匂いはほとんどしませんでした。以前よりも。
少ないけれど以前は生やし放題だった陰毛もきちんと手入れしています。
プロだから?商売道具だから前よりも綺麗にしてるのか。
聡美のおまんこは、もう娼婦のおまんこなんだ・・・。

喜びと絶望の入り交じる中、ぼくは射精しました。
聡美は前と違って優しく精子を丹念になめあげてくれました。

「聡美・・・・」
「なあに」
「もっといてくれる?いろいろ話したいことあるんだけど」
「ごめんね。もう時間。さっき電話したとき延長はダメだって。
これからお客さん入っちゃったの。また逢いたかったらクラブに電話して。
でもかっちゃん。お金続く〜?相変わらず安いんでしょ。」
聡美は化粧を直し始めました。
この後も・・・すぐに聡美は他の男にやられにいくのか。
たまらずぼくは聡美を抱きしめました。
「行かせたくないよ。赤垣さんと別れて。こんな店やめてよ!
またやり直そうよ。結婚式・・・ちゃんとしようよ」

聡美は抱きしめるぼくの手をそっとほどいていいました。
「ダメだよ。もう遅いよ。人生ってわかんないね。
自分でもこんな女になるなんておもってもみなかった。
私・・・もうかっちゃんにはふさわしくない女になっちゃったんだよ。
それに借金ある赤垣さんを一人にできないし。

ハイ!かっちゃんも元気出して!
私はいつも元気いっぱいだからね!楽しいの。今の仕事。私に合ってるの。後悔してないよ。
いっぱいいろんな人と知りあえて勉強になるし。おまけにHもできるし(笑)
じゃ・・・ありがとうございましたあ。お先にい。」

聡美はぼくをひとり残してホテルを出てきました。
エンド。もう終りです。聡美はいってしまった。
昔の聡美はもうどこにもいないのです。
ぼくは全てをあきらめました。
聡美のいうように二人別々の道をいこう。もう連絡はとらないようにしよう。
そうは決めたものの聡美を忘れられず、
やはり聡美を思ってオナニーし続ける毎日でした。

ところが。

それから数ヶ月後、突然聡美から電話がかかってきたのです。
「ごめん。。かっちゃん電話なんかして。」
「あ・・・元気・・?」
「ん・・・どうかなあ。元気じゃないかな。私・・・私・・・騙されてたみたい。はは。」

聡美は突然電話口で嗚咽しはじめました。



つづく
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