室内は暖かかった
かすかな風が夕暮れの訪れを告げているが、それを除けば、何もない
静かな時間
女は立っていた
両腕を頭の上に掲げ、手枷とロープで吊られている
足はしっかり床についている
女は男が近くを動く音を聞いていた
戸棚を開け、そして閉める音
彼は何をしているの?
男の手が女の右肩に近づいた
温かいオイルを肌に塗りこめている
女は顔を男の手の方向へ向けた
あごを上げ、キスを求める仕草を取る
だが男はキスしない
引き続き、オイルを塗る仕事を続けている
全身にオイルを塗りこめていく
やがて、女の全身は、オイルの光沢で光り輝くまでになった
男の手が女の乳首へと向かった
乳首をつまみ、よじり、引っ張る
女は右へ左へと体の重心を揺らし、その刺激に耐えようとする
男へ体を近づけたり、離したり
爪先立ちになって、背を反らしたり
男は指の力を増していく
女に、痛みと快楽をない交ぜにして味わわせ、そのギリギリの淵へと追い立てていく