また、シーンが変わる
抱き合っていた二人
焦らしあっていた二人
だが、今は、男は女の両手首を掴み、頭上に掲げさせ、拘束している
女は笑い、キスし、そしてもがき続ける
男は女を叱ることはない
男も、このゲームを、女と同じく楽しんでいるから
女は腰をくねらせ、全身を波打たせて、男を払い退かせようとする
だが、男の体は重い
男は、激怒してるふりを装って女に自慢げに笑みを見せる
その表情を見て、女は、巻き返しを図ろうと決意する
突然、体をくるりと回し、女は両脚が自由になった
右へ左へ体をくねらせ、両足で男の体をくすぐろうとする
「そこまでだ」と男は思った
男は、空いている手で、女の髪の毛を掴み、顔を上向かせた
その女のあごから首にかけて、男は唇を這わせた
突然の男の行動に、女は驚き、ハッと息を飲む
撃たれたように、全身に快感が走る
女は、本能的に脚の力を緩めた
力を失った女の両脚がベッドに舞い戻る
男は女に覆いかぶさり、首筋に甘く噛み付いた
女は息を飲み、自然に背を反らせ、胸を男の顔に押し上げていた
男は女の肌に顔を埋めながら、笑みを浮かべていた
女の髪を固く握りしめ、首筋に歯を立てる
男の力に、女は、さらに激しく背を反らせ、男を求めて胸を突き上げる