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けだるい日

そういう日、分かるでしょう?

晴れて暖かい週末で、ただ、ごろごろしていたいだけの一日

気温はだいたい22度

旅行客はいつもの通り、ビーチに群れている

地元の人は家にいるか、ひと気のない浜辺に出るかのどちらか



夕方近く

お隣さんが、騒々しい

開いた窓から聞こえてくる

犬が吼える音

子供たちが遊ぶ声

かすかに聞こえる音楽

どんな音でも聞こえそう

少なくとも近所の人の声はすべて

みんな窓を開けている

さわやかなそよ風が家の熱気を出してくれるから



女の子がペットの猫を脇に抱えながらバルコニーに出てきた

何かをしっかり握り締めている

猫が大きな声でにゃあーと鳴き、逃れようと身をよじってる

猫が、ムッとした顔つきで、バルコニーの手すりに飛び乗った

女の子をキッとにらみ、体についた人間の匂いを消そうと身づくろいを始めた

女の子は慎重に手を開き、握っていたものを見せた

シャボン玉の液が入った小瓶

その瓶を手すりに置いて、下を覗いた

地面からどれだけ高いかを確めるため

そこは2階のバルコニー



シャボン玉がゆっくりとバルコニーから舞い上がり、風に乗った

ゆらゆら揺れながら地面に降下するもの

それに、風に乗ってどんどん飛んで、夕日に見えなくなるもの

女の子は嬉しそうな顔で、シャボン玉が飛ぶのを見ていた

自分も、自由に空を舞いたいと願いながら


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