「これから2時間、どんなことであれ、私が言うことに従うように」
男はしっかりとした口調で言った
女は頷いた
「ちゃんと声に出して言いなさい」
「これから2時間、私は、ご主人様の言うことに従います」
女は柔らかい口調で答えた
「何故だ?」
「あなた様の命令だからです」
「違う! もう一度! それに、今、間違ったことは後々まで忘れずにおくことにする」
女は戸惑いを見せた
「・・・そうすることを嬉しく思っているからです・・・」
男が何を求めているのか分からず、女の声は、終わりにかけて、消え入りそうになっていた
「それに?」
「あなた様が喜んでくださるからです」
「正解だ! さて、それをして、誰がより喜びを得ることになるのかな?」
この答えは女も知っていた
すぐに答える
「私たち、二人ともです」
「よろしい! 大変よろしい! ・・・可愛い女だ」
男の言葉はそれだけだった