(以降、image 55まで連続)
ご主人様たる男は、一週間、女から離れていた
女に厳しい指示を残したまま、日曜に去っていっていた
男がいない間、女は、決して性的な目的で自分自身に触れてはならない
ましてや、絶頂に達してはいけない
まだ火曜日だったが、すでに女の体はご主人様を恋しがっていた
長い一週間になりそう
女は熱い湯からあがり、丁寧に体をタオルで拭いた
男のことを思い、体の疼きに一日中、気持が乱れていた
男の指示に従おうと努めてはいた
日中、会社にいるとき、2、3度、偶然を装って自分の体に触れただけ
「こんな頻度で触っていたら、私がとても飢えてることを、同僚たちにしっかりと知られてしまうかも」
不思議な光景が、突然、女の心に浮かんだ
女は、自分でもわけが分からぬまま、隣にある引き出しを開け、中から小さなゴムバンドを取り出した
ずっと前、歯の矯正をしていたときに使ったもの
ゴムバンドを1本ずつ、注意深く左右の乳首に取り付けた
乳首の根元にゴムがしっかりとつくように、乳首を前に引っ張って結びつけていく
ジンジンとする強い痛みと快感が女の全身を駆け巡った
まるで直結回路ができたように、二つの乳首から股間の割れ目へと刺激が走る
女は自分の姿を鏡に映し、じっと見つめた
乳首がツンと立って前に飛び出している
背を反らし、乳房を前に突き出すような格好になっている
女は、カウンターの上に置いてある口紅に手を伸ばした
注意深く、左右の乳首の周りに円を描いていく
紅の色が肌に塗り込められ、ピンク色の乳首が真っ赤なサクランボのように変わっていった
鏡の中に映る女は、淫らそうな顔で女を見つめ返していた
女は、釘付けされたように鏡を見つめていた
はしたなく、猥褻で、淫蕩好きの女の姿
知らず知らずのうちに、両手が蛇のように体を這って降りていく
片方の手が、あそこの唇を左右に開き、もう一方の手が、優しく肉蕾を擦る
指を二本、体の中に入れてみた
ゆっくりと入れては出して、それを繰り返す
目は鏡の中を見つめたまま
いつしか、大きな声が出ていた
女はみずからの手で強烈なクライマックスに達し、恍惚に目を閉じた
頂点から回復した女は、再び、鏡の中を見る
汗まみれの、火照った体の女が鏡の中にいた
ご主人様は、お怒りになるだろう