男は望んでいた
自分の体を自由に使って欲しい
女自身の喜びのために自使って欲しい
女は、このようなことを求められるのは初めてだった
抑制に囚われどうして良いか分からない
恥かしげにしている
男は女に自分の体を縛らせた
ベッドの上、大の字、仰向け
直立する勃起
部屋の明かりは消えている
だが、どのみち男は目隠しをされているのだ
男には何も見えない
それを知り、女の羞恥心やためらいの大半は消えていた
躊躇いがちに男の首筋に唇を寄せる
胸、そしてその下方へとゆっくりと移動していく唇
焦らし、キス、甘噛み
男が、静かな口調で言った
僕を喜ばすのではなく、君自身の喜びを追求して欲しいんだ
君だけが快感を感じてくれればいいんだ
女は、それまでしていたことを中断した
ゆっくりと男の上にまたがり、体を沈める
男と対面し、男には見えていないことを確認
女は、男の上、体を上下させ始めた
自分の指で乳首をつねりながら
女は、オルガスムスに近づくに連れ、心を抑制する最後の砦も溶けていく
男の顔にもたれかかり、自分の乳首を男の口に差し出す
男は、女がそれを好きなことを知っていた
すぐに女の要求に答える
女の喜びの声
男の下腹に尻を打ち据える動きが止まる
ハッと息を飲み、女は体を起こす
女の腰が回転運動を再開する
男の体を使ってクリトリスを擦る
動きが次第に速くなっていた
男は、女の筋肉がきつく収縮し、自分を締め付けるのを感じていた
男の名を叫ぶ女の声
と同時に、男を包む膣肉が強く収縮した
女は、オルガスムスの飛翔から地上に舞い降りる
男がまだ果てていないことを知る
自分の快楽に没頭しすぎて、男のことを意識していなかった
女は、つながったまま、男の上で、体の向きを変えた
互いに逆の方向を向く
この体型になると、男はより深部に届くことになる
あるいは、女はより深部に男を取り込める、と言うべきか
女は、体をよじり、落ち着くべきところに落ち着き、両手で男の球体を擦り始めた
球体を優しく搾り、男の喘ぎ声を聞く
男は、自分の体の上で上下に跳ねる女の体を感じていた
その快感に気が狂いそうになる
二人は同じリズムで揺れ動き、互いを解放に導いていった