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スポーツジムのような地下室

女はその設備に驚いた

男は女に設備の数々を案内して回る

一つ一つ誇らしげに紹介しては、その働きを説明する

木馬

平均台

吊り輪

そのいずれも本来の使用意図とは別の目的に使えるもの

二人はある設備の前で立ち止まる





「これは一番新しく手に入れたものだ」

男は自慢気だった

女はその装置をよく見てみた

体操競技で使う段違い平行棒のような形状

だが体操競技での平行棒よりも高さが低く、床に近い

これじゃ平行棒として使える人は誰もいないわ

もしかすると・・・





「使い方を教えてあげようか?」

男は邪悪そうな表情を浮かべていた





この男の表情を女はよく知っている

瞬時にして女は脚の間が湿ってるのに気がつく

まるで、心よりも体の方がこれまでの体験をよく覚えているよう





「いいわ・・・」

溜息混じりに女は答えた

まるで <<あなたが本当に望むなら仕方ないわ>> といった雰囲気を装って





高い方の棒はちょうど腰の高さ

その35センチほど下方にもう一方の棒

2本の棒は40センチほど離れている





男は優しい口調で命令した

「ここに立って」

高い方の棒の真中あたりを指差している

女は言われた通りにした

男が、戸棚から幅広の拘束具を何本かと横木を取り出すのが見える

女は、棒の前にピンと背筋を伸ばして立ち、怪訝そうに眉をゆがめて男を見た





「どうかな?

実際に使ってみないことには何もはっきりと理解できないだろう

違うかな?」

男は無邪気そうな顔をしていた





「ええ、まあ・・・」

女は少し皮肉っぽい声で答えた

男は女の足元に身を屈めた

両足首に2本の拘束具をしっかりと装着する

さらに、女の足を広げさせ、横木を間に噛ませた

両足を固定すると、女の上半身を高い横棒に覆い被さるように押した

横棒が女の太腿と上半身をつなぐ位置に来るか、チェックしている





「苦痛を感じずに君の体重を支えるためだよ」

女は、つま先がかろうじて床についている形

男は女の上半身をさらに押し下げた

頭が2本の横棒の間に入る

女の視界では、世界がさかさまに変わった





「両腕を上げるんだ」

男の命令に女は従った

「それから両腕を棒に掛けて絡ませる」

男は女の手首に別の拘束具をつけ、棒に結びつけた





「さて、どうかな?」





「面白いわ」





女の頭は膝とほぼ同じ高さに来ていた

スカートが捲れあがって自分の顔にかかっている

このスカートがなかったら、脚の間から男の脚がすっかり見えていたことだろう

両肩が後ろ側に引っ張られていた

だが痛いわけではない

胸を張る形になっていた

両乳房が床を向いて大きく垂れ下がっていた

頭に血が上るのを感じる





男は捲れたスカートを元に戻して女の尻を覆った

さらに、脚の間の部分のスカートを手繰り上げる

女が脚の間から様子を見られるように

そして男は女の脚の間にしゃがみ込んだ

両足のなす三角に縁取られた視界の中、女には男が可愛らしく、そして微笑ましく見えた





「お前は・・・

下着は・・・

好きかな・・・?」

男が尻のポケットからナイフを取り出した

女は頭を振った

男が注意深く下着の両脇を切っていく

女は興奮していた





男がしていることがその原因?

それとも、その後に起こることへの期待から?

それとも、頭をさかさまにしているから?

たぶん、そのどれもが原因なのね





「完璧な角度だ!」

男の声に女は我に戻った

「スパンキングにも完璧

お前の空いた部分を塞ぐにも完璧

鞭を使うにも完璧・・・」

男の手がスカートの中に入り、再び捲りあげ、女の背中を下っていく

男の声が次第に低くなっていく





「・・・完璧だ」













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