二人は抱き合っていた
まるで揃えた二本のスプーンのよう
毛布の中、外の雨と風の音を聞きながら
部屋の隅で、ろうそくが炎を揺らめかせている
突風が吹きつける度に、窓がガタガタ、音を鳴らす
女は震え、男に体を寄せ、押しつける
男の体温から暖かさをもらおうとする
女にも感じられた
身を寄せるた男が硬くなっているのが
男は両腕を女の体に回わす
女の胸を男の両手が覆う
優しく乳首を触る
最初は軽く
次第に強さを増して、つねる
女の声が漏れる
男は、片手を乳房に当てたまま、もう片手を女の体に這わせていく
女の体に沿ってゆっくりと這い降り、柔らかな毛の部分へと
男の指にクリトリスを撫でられ、女は溜息を漏らす
女は、男に触ろうと体をくねらせる
愛撫を返そうと、腕を自分と男の間に入れようとする
「だめだよ」
男の静かな声
女は腕を元の位置に戻した
そして、愛する人のために自分の体を開いていく