男はベッドに仰向けになっていた。
体を拘束するものは何もない。
ただ、女の声が彼の体を縛り付ける。
目隠しを優しく当てられる。
両手は後頭部に上げられ、指を組まされる。
「横になったまま、リラックスしてなさい」
お祈りの聖文を読み詠うような柔らかな女の声。
「私がすること、そのすべてを感じなさい」
唇に、甘くねっとりとするような液体を感じた。
蜂蜜。
ゆっくりと蜂蜜が胸の方へと滴る。
乳首にかかる。
下腹部、そして男性の部分へと。
柔らかい唇が蜂蜜が残した道を辿ってくる。
キスしながら。
舐めながら。
体から蜂蜜を舐め取られていく。
唇が蜂蜜の小道の終点に達すると、小さな手が加わる。
二つの球形に触れ、さする。
男は女の口に完全に取り込まれ、喜びの溜息をもらす。